葉影学園生徒会外伝～陽陰学園“文学部”と無限数の物語編～

青春・学園
オリジナル

　学校法人葉影学園が営業する私立校の一角・私立陽陰学園高等部。
　その中の1部活・文学部は何故か文芸部と一緒に存在している奇妙な部活でここには大きな秘密を抱えた先輩が居る。その為少人数体制で営業されているのであった。

　“秘密を抱えた先輩”に巻き込まれた平凡な少年・中谷静瑠は葉影学園の2年生。過去の出来事から出来る限り人と関わらずに過ごしたいと願っていたが、自称“文学少女”の先輩、左山美姫の奇妙な能力を知った事で文学部に入る事となってしまった。
　そんな或る日、文学部で静瑠が何時ものように美姫の為の物語を描いていると……1人の女子生徒、右海優が訪ねて来る。優は本気か嘘か、静瑠に告白をする。静瑠は過去に暗い影を落とした少女、右海心と瓜二つの彼女に心乱されながらも告白をOKしてしまい……。
　これは“平凡な筈の少年”と“秘密を抱えた文学少女”のどこか儚くて、だからこそ愛しい日常の記録。