めめんともり視点
はぁ………
私達が動くにもどうすればいいものか
何も決まっていないし、このまま行動したとて何かが変わる気もしない
でも何かはしないと………
今たしかにメテヲさんの声がした
メテヲさんが眠ってから一度も声を出さなかったのに
メテヲさんがついに目を開け、こちらに視線をやった
起きた………!
ずっと心配していたのだ、うれしい以外の気持ちはない
皆が一斉に口を開く
彼には伝えたい事が山ほどある
きっと何時間もかかる
抜けるって………どういう事………………
どうして………
私達のせいで辛い思いをさせていたの?
息苦しかったの?
メテヲさんはへらっと笑って見せた
でもその顔は引き攣っていて
とても苦しそうな、悲しそうな
メテヲさんの“疲れ”が見てとれた
誰も何も言えなくなった





















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。