第110話

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2026/09/27 11:00 更新


インターホンの音を聞き、はっとする。

ジアハオもその音に気づいて、一瞬動きが止まった。

その隙に、私はささっとジアハオの腕の中から抜け出す。


ジアハオ
ジアハオ
あっ…もう……



さっきまでの雰囲気が嘘みたいに途切れて、急に現実に引き戻されたような感じ

慌てて髪を整えながら、インターホンの画面を確認する。

そこに映っていたのは、まさかのオンニだった。
すぐに玄関まで向かい、ドアを開ける。


(なまえ)
あなた
オ、オンニ、アンニョン…
オンニ
オンニ
あなた〜、遅くにごめんね〜
これ渡しにきたの。実家から届いたんだけど凄い多くてさぁ
(なまえ)
あなた
わぁ、いいの?こんなにいっぱい。あ、これおいしそう
オンニ
オンニ
でしょ、裏に作り方も書いてるから



突然何かと思えば、オンニは大きな紙袋を抱えて玄関に入ってきた

袋の中には、野菜や果物、それ以外にもいろいろな食べ物がぎっしり詰められている。


ありがたく受け取ろうとしたそのとき、玄関に並べられた靴をふと見たオンニ


オンニ
オンニ
あ
(なまえ)
あなた
?



その視線を追って、私も靴を見る

男性サイズのスニーカー。

そして、オンニはすぐに楽しそうに口元を緩めた


オンニ
オンニ
私お邪魔しちゃったみたいだからもう帰るね
(なまえ)
あなた
あ、うん…
オンニ
オンニ
お幸せにね〜イチャイチャ楽しんで〜
(なまえ)
あなた
い、いいから…!おやすみ!



慌ててそう返すと、オンニははいはい、と笑いながら玄関を出ていく。

ドアが閉まり、再び家の中が静かになった。
身内に見られると、なんだか気まずい


とりあえず、オンニから貰ったものをリビングへ持って行こうと紙袋に手を伸ばす。

けれど、その前にジアハオが受け取った。









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