あなた「ほんと樹どうしたの」
樹「グズッあなたに会いたかった…」
あなたside
私よりも背が高い樹が抱きつきながら泣いてて
心配になった
なかなか見せないと思うこんな姿
樹「とりあえず家の中入ろ?グズッ」
あなた「え?」
樹「ダメ?」
あなた「いや、いいの?」
樹「いいよあなたなら」
樹「ほら、入ろ」
あなた「うん、((うぉ」
少し泣き止んだ樹が私の手を引いて家の中に入れた
樹の家は真っ暗で、シャッターすら開けていなかった
あなた「ねぇほんとどうしたの」
樹「あなたっ…」
樹「俺ずっとずっと怖かった」
樹「あなたに彼氏いるんだと思って…」
樹「辛かった…ズグン」
あなた「もう泣かないの」
あなた「ごめんね?樹」
樹「あなたは謝んないで…」
樹「俺が悪かったの…グズッ俺が全部全部悪かったの」
樹side
樹「俺が全部全部悪かったの…」
そう俺が全部悪い、あなたが俺の事好きだとか期待して、彼氏いるって勘違いして、
こんなかっこ悪いとこ見せたくなかったのにな…
涙止めたいのに…止まんない、
こんなとこまで見せて、彼氏がいるって思って辛かったなんてさ
もう言っていいよね?俺の気持ち
樹「俺ね、あなた、」
あなた「ん?」
樹「あなたのことが好きなの、大好きなの」
あなた「え、」
樹「だから彼氏がいるって思って辛かったし、」
樹「あなたに会えないなんて寂しすぎて死にそうだった…」
樹「あなたが俺のものにならないって考えただけでも涙が止まんなくて…グズッ」
樹「こんなに好きになったのも初めてだったの…」
あぁ言っちゃった…
あなた「…」
あなたはずっと黙ったまんま
でもこのままにしてたら今度こそ誰かに取られちゃう気がする
だから、
樹「だから、お試しに付き合ってみよ?」
あなた「へ?」
樹「あなたを惚れさせる絶対に」
樹「大好きにさせる」
樹「こいつやだって思ったら突き放してもらって構わないから」
樹「だからお願い…」
樹「俺あなたとの楽しい思い出を作りたい」
樹「たとえあなたに嫌われて付き合えなかったとしても…」
樹「あなたとの思い出、楽しい思い出として一生の思い出にしたいの…」
樹「ダメ?、かなぁ…」












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!