結婚式から1ヶ月経った。
結婚式の次の日に婚姻届を2人で出しに行って、意外と淡々とした提出に2人で笑ったのも良い思い出w
披露宴の様子を4部に分けて配信したコムドットの動画はバズりにバズり倒し、ニュース番組でも取り上げられた。
そりゃ、あんな国内外の大物ばかりが集まる結婚式はそうそう無いレアな映像だしねw
そして、今日はやまとと2人きりで行く新婚旅行の出発日✨
『だよね……?』
やま「何?なんて?」
『いや…新婚旅行だよね!?2人で計画したよね!?ハワイ!!』
やま「うん!楽しもうな!」
『じゃなくて!!なんでみんな居るの!?』
やま「だよな〜…」
新婚旅行のはずなのに…
ひゅうがとゆうたとあっちゃんとゆうまが目の前で"ハワイだ〜!!"ってはしゃいでる。
やま「お前ら何で居るんだよ!?」
ひゅが「あれ!?やまととあなたじゃん!偶然〜!w」
『絶対偶然じゃないじゃん!!』
ゆた「いやいや!偶然だってw」
やま「お前らな〜…」
『ついて来ないでよね!?』
ひゅが「冷たいな〜w」
やま「新婚旅行だっての!!新・婚・旅・行!!わかる!?」
ゆま「新婚って響きなんか良いね〜✨」
やま「お前減給すんぞ」
あむ「それはパワハラです」
ゆま「パワハラです」
やま「何!?」
ゆた「安心しろよ!邪魔はしねぇってw」
やま「じゃなくて、ついて来んな!」
ひゅが「わかってるってw」
『本当かな〜?』
やまとが私の手を引いて"もう気にしない事にしよう"と歩き出した。
私達の心配は案の定…
行く先々で視界に飛び込んでくるみんなの姿。
まぁ、これも私達らしくて良いんじゃないか?と思って諦めモードに入った。
やま「あなた走れる?」
『えっ?…うん…』
みんなが他所を見ている一瞬を見逃さず、やまとが私を連れて走り出した。
遠く後ろの方でみんなの声が微かに聞こえたが、笑いながら2人でみんなを撒いた。
海辺の景色が綺麗な場所に着いた時、丁度夕陽が海をキラキラと照らして綺麗なオレンジ色の景色が広がっていた。
2人で息を整えて海が見える海岸に腰を下ろす。
やま「本当にあいつら何考えてんだよ…」
『やまと!見て!綺麗だね!』
やま「ん?………あ…あぁ……マジで綺麗だな…」
『やまと?私じゃなくて海を…』
やま「あなたが世界で一番綺麗だよ」
『何?wそんな歯の浮くような事言ってw』
やま「あなた…愛してる…」
『やまと…』
夕陽に照らされた2人の影がそっと近づき重なる。
こんな素敵な場所で、愛を確かめる様に口づけを交わす。
私達の思い出にまた一つ忘れる事が出来ないメモリーが刻まれた。
「あっ!!居た!!」
「ヒュー!✨お熱いね〜!」
やまとと離れるか離れないかという瞬間に聞き慣れた声が聞こえてきた。
やま「マジでアイツら大幅減給してやろうか…」
『あははw』
ゆた「おーい!飯行こうぜ!」
ひゅが「みんなで食べた方が楽しいだろー!?w」
やま「はぁ…行くか!」
『ねぇ!やまと!』
やまとが立ち上がり、私を立たせてくれた。
みんなの元に向かおうとするやまとを呼び止める。
振り返ったやまとの肩に手を置いて背伸びをして、やまとの唇に自分の口をちゅっと触れさせた。
『大好きっw』
やま「な……ぇ…ぁ…ちょっ!!」
私はフリーズするやまとを置いて、照れ隠しをする様にみんなの所に走る。
『みんなー!』
ゆた「あなたやるじゃんw」
ひゅが「羨ましー!!」
ゆま「ラブラブだね〜w」
あむ「ご馳走様です」
『今夜…邪魔したら…みんな海に沈めるよ…😊』
ひゅが「あ…お…おぅ…💦」
ゆた「わかった…💦」
ゆま「あなた怖い…」
あむ「笑顔なのに…」
『ふふっw』
私はさっき居た場所を振り返り、まだ突っ立って口元を手で押さえてフリーズしているやまとを見た。
沈みかけた夕陽と愛おしいやまとのシルエットが綺麗だと思った。
『やまとー!早く行くよー!』
やま「えっ…ちょっと待って!!」
その後、6人でレストランに行ってご飯を食べたが、どこかぎこちなくあなたの様子を伺う様な4人と、ニコニコ微笑み食事を楽しむあなたを見て首を傾げるやまとの姿があったとか……
ご飯を食べ終えると、すぐにまだ遊び足りないからとひゅうが達4人は夜の街に繰り出した。
何かから逃げる様に…w
残された私達はホテルに戻ってゆったりと過ごした。
今日は新婚旅行だもん!
ここからが勝負ってもんでしょ?w













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!