スマイル視点
どーも、スマイルこと須磨岡笑斗です。現在、自分が行ってたという高校へ来てまーす。
…誰に向かって言ってんだこれ?
ま、いっか
職員室に行き、最初に声をかけてくれたのはthe熱血教師という感じの先生だった。
学校に来るなんて軍学校以来だからなんだかむず痒い。
もしかしたら、この学校にも誰かいるのかも…なんてな
まだ始まってもない学校生活に少々不安を抱えつつも教室についた。
ガラッ
先生が扉を開けると複数人の生徒がこちらを向いた。
そして、俺に気づくなり俺の周りには人だかりができた。
そう質問責めに遭う俺に先生が助け船を出してくれる。
やっと俺の周りから人が居なくなり、クラスを見渡すとふと一番後ろの席に座っている人に釘付けになった。
だって…
緑色の彼によく似ていたから。
そうこうしている内に俺の説明が終わったらしく、指定された自分の席に座った。
もしかしたら彼の近くに…と思ったが俺は教壇の真ん前いわゆるアリーナ席になった。
チャイムが鳴り、1限目が始まる。
そんなことを思いながら目の前のことに集中した。
キーンコーンカーンコーン
4限目が終わり、昼休みが始まった。
昼飯は各々好きな場所で食べて良いとのことだったのでせっかくなら彼と一緒に食べようと思い、席を立つ。
すると、近くのクラスメイトが俺を呼び止めた。
と断ろうとしたら、相手から思ってもみなかった事実を聞いた。
確かにシャークんに似ているからという理由でついそんなことないと思ってしまったがよくよく考えてみればアイツはまったくの別人かもしれない。
そう言い残し、俺は教室を出ていった彼を追いかけた。
幸いまだ遠くには行っておらず、すぐに捕まえることができた。
そう言って彼は去っていった。
もしかしたら、本当にシャークんではないのかもしれない。言動も荒っぽいし…
でも、あの苦しんでいるのを隠そうとする顔はよく似ていた。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。