第3話

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2024/07/30 08:35 更新


違和感の正体には直ぐに分かった。

トマト
凄い量の石像…
トマト
“本当に生きているみたいだ……”
あなた
そうでしょう?
トマト
おわッ!びっくりした…
あなた
これらはマスターの宝物の1部です!
トマト
え、これで1部……?


ざっと見てきても廊下に立ち並ぶ石像は100を超えていたはずだ。

1部なはずがない。

トマト
(やっぱりおかしい…だろ……)

あなた
前の訪問者から随分久しぶりです!
ルーサー
そうなんだね^^
ニェン
うぇ、俺このシュミ受け付けないわ…
トマト
俺も同感…
ニョン
…2人とも、失礼だよ……
あなた
……

うわ、やっちゃったか?
でもこれに関してはニェンに同感だよ。
気味が悪ぃ。
あなた
…私はこのお城でずっと孤独でした……
あなた
長い間…
ランダル
君のマスターはいないの?
あなた
今は旅に出ています!
あなた
きっと帰って来ると約束したんです!


彼女の話を聞き流しながら後ろで
ニェン
 そんだけ帰って来ないならもう死んでんじゃね?笑
トマト
こんな一途な部下を置いてか?
トマト
まぁ、でも健気なもんだよな…


そんなこんなで珍しくニェンと話が合うもんだから少し話していたら_____




































































トマト
(あ…れ……?)
トマト
(話せ、ない?)
トマト
(視点も身体も動かせない…)
ニェン
(どうなってんだよ!?コレ!!)
トマト
(ニェンもか?)
ニェン
(あぁ、ってなんで会話出来んだよ)
トマト
(俺だって知りてぇよ…)

ニョン
あ、れ?
ニョン
2人とも大丈夫?
ニョン
行くよ?


トマト
(は?)
ニェン
(俺らも歩いてるだろ?)


ニェンと同じことを考えていたが次の瞬間、そうでは無いことに気づかされた。



今の俺たちの心境を表すように殴り付ける嵐の暗さに雷が光ったその瞬間。






石になった俺たち2人がいた。



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