第9話

かなまふ
42
2024/06/23 11:07
宵崎 奏
(私は、作り続けなきゃいけない)
宵崎 奏
(ため息1つすらつく暇なんてない…)
宵崎 奏
(まふゆを救う為にも_______)
あんなにそう思っていたのに、私はまるで気絶するかのように深い眠りにへと落ちた。
東雲 絵名
まだ、起きてないみたいだね…
暁山 瑞希
そうだね…
聞き覚えのある声が耳に入ってくる。
東雲 絵名
奏……
呼ばれた様な気がして、自然と体が動いた。
宵崎 奏
んん…ってあれ、絵名と瑞希…?
宵崎 奏
どうしてここに…いや、そもそもここは……?
東雲 絵名
…え、起きた……?
2人は驚いた顔でお互いの顔を見合わせる。
暁山 瑞希
起きてる…!夢じゃない…!!
東雲 絵名
ゔぅぅ〜〜!!奏ーーー!!!
あまりの嬉しさと驚きに絵名は涙と鼻水でぐしゃぐしゃな顔で奏に飛びついた。
宵崎 奏
わわっ、ちょっとどうしたの?
暁山 瑞希
どうしたのって…いや、そっか奏は意識無かったんだもんね
暁山 瑞希
今日は2025年3月5日だよ
宵崎 奏
えっ…?
宵崎 奏
なるほど、私は一年以上も寝ていた…と
暁山 瑞希
そう、連絡取れなくて本当にびっくりしたよ
暁山 瑞希
だからこそ、起きてくれて本当に良かった
宵崎 奏
2人とも…
感動して、目が涙でうるう。
宵崎 奏
そういえば、まふゆは?学校?
東雲 絵名
まふゆは…一応そうなんだけど…
宵崎 奏
…?
次の日
まふゆは大学受験の試験会場にいた。
朝比奈まふゆ
(手が、震える)
朝比奈まふゆ
(これで良かった)
朝比奈まふゆ
(奏を助けるためにはこれしか私には思いつかなかったから)
朝比奈まふゆ
(これで、いいんだよね?)
宵崎 奏
まふゆ!!
まふゆに突然話しかけたのは、奏だった。
朝比奈まふゆ
奏っ…?
宵崎 奏
連絡が遅くなってごめん、昨日起きたんだ
朝比奈まふゆ
そっか
宵崎 奏
ここの大学受けるの?
朝比奈まふゆ
うん
宵崎 奏
そっか…
そう言うと奏はまふゆに静かに抱き着いた。
宵崎 奏
たくさん迷惑かけたよね、頑張って
宵崎 奏
やりたくないならやらなくていい、まふゆの好きな道を目指して
奏はまふゆから離れたと思うと、背中に手を当てこう言った。
宵崎 奏
いってらっしゃい
朝比奈まふゆ
朝比奈まふゆ
宵崎 奏
どうかした?
朝比奈まふゆ
おはよう
宵崎 奏
うん、おはよう!
こんにちわ!主です!
今回奏ちゃんが植物人間になったお話を書きました!
本当は一年よりずっと眠ってると思うんですが、まあそこは2次元なので!
最近まふゆちゃん連続で出てて、そろそろ別のにしないとなって悩んでますw
これ書いて欲しいとかあったら教えて下さいね〜!
ここまで読んでくださりありがとうございました!

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