〜翌日〜
in 雄英
USJ事件により休校になった日の翌日。
朝のHRに、包帯グルグル巻きの相澤が登場した。
そんな声も無視しながら、相澤は続けて言った。
A組の教室は一気に騒がしくなり始める。
上鳴はそう言った。
それに対し、相澤が答える。
呪術師がこんなに此処に集まって大丈夫なんかw
そう言い相澤が教室から出ていき、朝のHRは終了した。
私はいつも通り、百と響香と話していると、
麗日が話しかけに来た。
百と響香が麗日にそう問いかける。
しかし麗日は予想とは違うことを言った。
そう言って2人と別れ、麗日と2人きりになる。
私がそう聞いても、麗日は黙り込んだまま。
そう思って私が1人、焦っていると、意を決したように麗日は話し始めた。
麗日から発された言葉に私は驚きを隠せず、唖然とする。
麗日はそう言い、私の方を真っ直ぐと見つめた。
麗日の言うヴィランとは、恐らく紬の事だろう。
麗日は私を警戒しながら、落ち着いた口調でそう言った。
麗日のあの聞き方、態度、呼吸からしても、絶対的な自信があるわけじゃない。
私は誤魔化すように、ヘラヘラとしながら言う。
それが気に入らなかったのか、麗日は眉を寄せた
少し怒ったように麗日は私にそう言った。
私がそう言うと、麗日は
と、引き下がることなく食い気味に聞いてくる。
私はヴィランじゃないけど、紬と親友だったわけで。
かと言って、ヒーロー志望になる気なんか一切もないので。
術師が同じことを聞かれたら、100人が同じ事を答えるだろう。
『ヒーローがヴィランに勝とうが負けようが、
自分たちには関係ない。』
私はめんどくさオーラ全開で麗日に聞く。
麗日は私の発言を否定しようとする。
しかし私は聞く耳を持たずに続ける。
私は少し圧をかけるようにして麗日に言った。
そう言って、私は黙り込んだ麗日を置いて教室に戻る。
ヒーローだからなんだからとか言うけれど、
結局みんな、自分の自己満を認めてもらいたいっていうだけ。
ヒーローなんてそんなもん。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!