第64話

僕らの出会い (ふくら&山本/🩶🫧)
197
2026/07/02 12:53 更新










































─‬山本side─‬




    ふくらさんの最初の印象は、「クイズオタクっぽいなぁ」だった。


先輩
山本〜、今度俺の友達とクイズするんだけど、来る?


ある日、僕は早稲田の先輩にそうやってクイズ会に呼ばれた。
当時の僕は、まだめっちゃクイズが好きなオタクというわけでもなく、ただ少しクイズが好きな大学生。
クイズにちょっとでも触れられるなら、と僕はその会に参加したんだ。



先輩
お、やっほーふくら


先輩が声をかけた相手は、白い肌にタレ目、困り眉で細身の大学生。
その人は楽しそうに「やっほー」と返した。


先輩
こいつ、後輩の山本
山本祥彰
山本ですっ!
今日はよろしくお願いします
ふくらP
ふくらです、よろしくね〜


ふわふわしていて柔らかい人だなーというのが初めの印象。
それでも「クイズオタク」という第一印象の方が濃く残っているのは、初めの印象とクイズをしていたときのギャップがあまりにも強かったかもしれない。
さっきまでのほんわかした雰囲気はどこへやら。
ふくらさんの纏う空気がガラリと変わって、彼は絶句するほどの早さでボタンを押していく。









    そのあとの飲みで話す機会があり、そこで「あぁ、この人は本当にクイズが好きなんだ」と分かったのだ。


先輩
どうだった?
山本祥彰
……すごかった、です


帰り道、先輩に今日の感想を訊かれ、僕はこれしか言えなかった。
ただ本当に、凄かったんだ。





それから何度か会ったときのことだった。


ふくらP
……あのさ
ふくらP
QuizKnockでライター、やってみない?


ふくらさんにそう訊かれた僕に、迷いはなかった。


山本祥彰
はい、やってみたいです!


それが、僕とふくらさんの出会いだった。




















































    QuizKnockの10周年までに、1ヶ月に1話、メインメンバーのペアのお話を書きます!
第一弾の今回はこのおふたりでした!

次回のペアもお楽しみに……✨️

もちろん、通常のお話も不定期で出します!































プリ小説オーディオドラマ