第14話

14.
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2024/01/19 07:41 更新





グリム
ニホンってどこなんだゾ?


授業合間の休み時間




教科書を片付けていると


ふとグリムが質問を投げかけてきた




突然、入学式での私の発言を思い出したらしい


そういえばグリムとは一緒に住んでるけど


お互いの事をあまりよく知らない



お互いを知る良い機会だろうと思って


教科書を出し終えてからグリムの方に体を向けた










あなた
学園長の話を聞く限り、この世界にはなさそうかな
エース
え、異世界転生?

こっそり話を聞いていたであろうエースが


耐えられず身を乗り出して問いかけてくる





ファンタジー漫画でよくある異世界転生が


こんな身近で起きてるなんて


私含め誰もが思わないだろう




興味津々なエースは


教科書を出す手がすっかりと止まっている





あなた
まあ、そんな感じ?
あなた
とても良いところ!ご飯美味しい!
グリム
あなたの国のツナ缶も食ってみたい!
あなた
帰り方が見つかったらあげるね
あなた
みんなの出身はどこなの?


聞いたところでこの世界に暮らして約1週間の私が



「あーそこ生まれなんだ!」なんて納得出来る訳がなく


何で聞いたんだと心の中で自問自答しつつも


とりあえず2人の反応を伺うことにした





頬杖をついてこちらを見るエースが


先に口を開いた





エース
オレは薔薇の王国
デュース
あぁ、僕もだ
あなた
へえ、いかにも薔薇が綺麗に咲いてそう
デュース
僕らの寮にも薔薇はあるぞ
デュース
今度見にくるか

ニコッと微笑みながら私の顔を覗いてくるデュース


寮に誘ってくれた事実が嬉しくて


首を何回も縦に振った





2人が私に色々と教えようとしてくれることが有り難い


今まで興味なかったことにも


興味を持つようになってきている


あなた
せっかくこの世界に来たんだし
あなた
色々なとこに行ってみたいね
エース
まずはこの学校からな
エース
学校にも慣れたらみんなで外出しよーぜ


エースの誘いに3人揃って頷いた





そうして、猫を連れたトレイン先生の授業を始めるチャイムが鳴った












あなた
でね、外に出れるの楽しみだなって
ジャック
まだ外に出たことなかったのか




食堂にて


オムライスを口に運びながら


さっき授業合間に話していたことを


そのままエペルとジャックに伝えた





エペルはスパゲッティを


ジャックは大盛りのハンバーグセットを食べながら


外、麓の街について話してくれた







エペル
洋服とか買いに行ったりするかな
ジャック
俺は陸上部の試合終わりに店に寄ったりするな
あなた
ええいいなぁ!どんどん楽しみになってきた
エペル
あなたさんはどんな系統の服着たりする?
あなた
んーそうだな、、



女の子の系統を着てるとバレないようにしなきゃと考えたが


よくよく考えると別に服に興味があるわけではなかったし


女の子らしい服を着てたかと言われれば


そうでもない



いまどきの男の子は何を着てるんだ?




あなた
じゃ、ジャージかな?!
ジャック
うぇ、


予想外の発言をしてしまったのか


2人とも時が止まったかのように固まった



ジャックに関しては今まで聞いたことない声を出したよ






ジャージが無難だと思ってたけど


予想が外れてしまったのかな





ジャック
運動よくするタイプなのか?
エペル
日々動きやすいようにジャージってことかぁ
エペル
僕もジャージを私服に取り入れようかな
ジャック
毎日のトレーニングは欠かせない




なんか、なんか私がスポーツタイプの人だと


勘違いされたな……






エペル
体育の成績とか良かった感じ?
あなた
あ、えと、3とか…?
ジャック
は?















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