第2話

消えない恋心
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2022/05/13 13:32 更新
『翌日』
【ワンダーステージ】
あーもーなんかイライラする
この恋は諦めようって、そう決めたのに
えむ
えむ
わぁ〜!!ねぇねぇ類くん!!それ私もやりたーい!!
司
しょ、正気か……
類
ああ。もちろんとも
えむをみてると……モヤモヤする
そう思いながらボーッと歩いてたら何かにつまづいて転んでしまった。
寧々
寧々
う、うわっ!?
『ドテッ』
えむ
えむ
ね、寧々ちゃん!?大丈夫!?
司
寧々ーーーー大丈夫かーーー!!!!!
類
…寧々……これにつまづいたのかい?
類がヒョイっと拾い上げるとそれを私の前まで持ってきた
そこには結構デカ目な石があった
寧々
寧々
……
司
寧々……これに気づかずに歩いてたのか?
少し休んだらどうだ。ショーにも影響が出たら困るぞ?
それもその通りだ
けど━━━━━━━━━━━━━━━
えむ
えむ
寧々ちゃん……
えむは悲しそうな顔をして私も見つめた
えむ
えむ
寧々ちゃん。大丈夫?クラクラ〜ってしない?歩ける?
寧々
寧々
え、えっと……風邪とかではないから……大丈夫
えむ
えむ
良かった〜!!
えむはニコッと笑うとフェニランの出口まで送ってくれた。
えむ
えむ
お大事にね!!寧々ちゃん!!
司
またな〜お大事に〜
類
……また後で。お大事に。寧々
3人に見送られて家に帰った。
別に。何ともない。風邪も引いてないしそれどころか疲れてなんかない。まだ全然動ける
……あれは。恋だ
諦めるなと言い張る『恋』。
でも、私は諦めたい。
それはえむのためになるのだから
寧々
寧々
ごめん……えむ……ごめん。
そう呟きながら家の鍵を開けて部屋に入っていった。

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