それから毎朝テスト勉強をこなしていき…
気づけばテスト当日になっていた。
た、たぶんねぇ…。
私のシュークリームのためにも
どうか赤点回避してほしいけど。
まさか3人がテスト前に
教室を訪れるとは思ってもなかった。
というか…
クラスの女子たちの熱い声援が止まらないんだが…?
ほんっとに人気だな。
あー…イケメンだからか。
今感謝されても
赤点を取っていたら意味がないからね。
あ、そうだ。
私が本で頼んだのに
ほんとに昼食奢るとかそれくらいでいいの?
この3人私が思っていたよりも
テスト勉強を頑張ってた。
だからこそその努力が報われてくれればと願ってる。
湊は私の手をパシッと掴んでくる。
え、これって湊と2人きりで出かけるってこと?
シュークリームとは別ならいいんだけど
2人きりはまずくないか?
何をしてくるかわかんないし…。
でも…友達と出かけたことも数える程しかないし
こういう時くらい出かけてもいいかもなぁ。
ま、もともと赤点常連なんだし
1教科だけでも平均より上を取るのは難しそう。
私の手を握る力がより強くなる。
平均より上って結構大変だけど
湊は達成することできるのかな。
そしてテストも終わり…
何日か経ってテストが返却されることに。
この3人は回避できたのかな…。
イブ先輩には勝ちたいなぁ。
またもや私の顔をひょこっと覗き込む叶会長。
みんなで屋上に集まって
テストの点を確認することに。
果たして赤点を回避してるのか!?













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!