第57話

合コン当日
1,068
2021/04/29 02:48 更新
あなた
じゃあ行ってくるね
黄泉路華
行って参ります。必ずや、園田さんを無事家まで送り届けますね
ななもり
いや、良いよ華ちゃん。終わったら連絡して。
俺らが迎えに行くから
黄泉路華
…分かりました。それでは
黄泉路会長は丁寧にお辞儀をして「行きましょうか」と私にふんわりとした優しい笑みを向けてくれる
私も笑って「はい」と返すと、ぐるんと私から全力で目を逸らして悶絶し始めた

…どうしよう。なんだかちょっと面倒臭くなってきたな…

私は兄達に手を振って友達と待ち合わせをしている場所まで歩く
黄泉路華
あなたたn…園田さん
あなた
あの、会長。あなたで良いですよ
黄泉路華
…!そ、そんな…良いんですか…?
いつもあなたたんって言いかける黄泉路会長に私は「もちろん」と返すと、黄泉路会長は驚いているようだった
あなた
その代わり、私も華さんって呼んで良いですか?黄泉路会長だとちょっと堅苦しいし…会長とは仲良くしたいので
黄泉路華
…?!も、もちろん!ダメだなんて言いません!
あなた
じゃあ、華さんで
黄泉路華
…はい。あなたさん
いつもならこれで悶絶するはずの会長…もとい華さんは、悶絶すること無く私が今まで見たことの無い、ほっこりとした笑顔を見せた
それがあまりに珍しく美しいので、私は思わず華さんを見つめてしまった
黄泉路華
…あ、あの…どうかしました?
あなた
あ、ごめんなさい。華さんってそんな風に笑うんだなって
「見たこと無かったので」と私が付け足すと、華さんはキョトンとした
そして今度は口元に手を添えてクスッと笑った
黄泉路華
私、こんな風に仲良くしてくれる方が周りに居なかったもので…
だから、凄く嬉しいんです
そう言って笑う華さんは、いつしか見た凛と、美しい完璧な人では無く、ごく普通の女子高生のようですごく可愛かった
そんな華さんを見て私も顔が緩む
私は華さんと普通の友達に話すようにいつも通りに接し、笑顔で話した
華さんも話していく内にどんどんと笑顔が増え、気がついたら集合場所に着いていた
女子
あっ、あなたちゃん!
あなた
遅れてゴメンね…!あと、前言った通り華さんも
黄泉路華
今日はよろしくお願いします
女子
はい!まさか生徒会長が来るとは思わなかったけど…
黄泉路華
すみません。あなたさんのお話を聞いて興味を持ってしまって…
そんな他愛もない会話をしながら、合コン場所の飲食店に向かう
実はもう一人居たんだけど、これなくなっちゃったらしい
華さんが行くって話になる前は女子三人の予定だったから、男子も三人で丁度良い人数にはなるんだけどね

華さんが私の友達とだんだん打ち解けていく内に、目的地に着いた

















あきゅー(作者)
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どうも私事なんですが、フォロワーさんが200人になりました
あきゅー(作者)
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本当にありがとうございますということで、新作投稿します
あきゅー(作者)
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是非呼んで頂けると嬉しいです。
すとぷりメンバー全員出てきます。

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