昼間バスルームであんな事になってから、その後ソワソワした感じで過ごしていたけれど、その先に進むタイミングをなんとなく逃しながら夜になってしまい、ジェシーはバイトに行ってしまった。
あー、もう!! 俺の意気地無し!!
ジェシーは経験がないんだから俺が積極的にいかなきゃいけなかったのに、、、。
思わせ振りな態度を取って期待させたのに、何もさせなかったなんてサイテー、、、。
夜こそはッ!と、どうやってジェシーを誘おうか考えを巡らせていると、彼のバイトが終わる時間になっていた。そろそろジェシーが帰って来ると思うとドキドキしてきちゃったな。
それからしばらくしてーーー
『ただいま~』
ジェシーが帰って来た、、、。
手土産のコンビニスイーツをテーブルに置くと、冷蔵庫にしまっておいて欲しいと言い残し、バスルームへと消えていった。
ジェシーがお風呂から上がると、昼間とは逆に俺が髪を乾かしてあげる。
ある程度乾かしたら、まだ完全に乾ききっていない彼の髪を頬に感じながら、後ろから抱きついてこう囁く。
「ねぇ、、、ジェシー、今からシてみる?」
ビックリした様子で振り向いた彼の唇に軽く触れてみると、彼の顔がみるみる赤くなっていくのを見て可愛いな、って思う。
ジシ「いいの?」
こち「うん、いいよ。」
ジシ「、、、優しくするから。」
こち「うん。でも、ジェシーが無理だなって思ったら止めていいからね?」
ジシ「止めたいなんて思わないよ。だって、ほら……こーち見て。」
これからの行為に期待したジェシーの下腹部が軽く勃ち上がっているのがわかった。
こち「あはは! ジェシー早くない?笑」
ジシ「だって、こーちの誘い方がエロいから……。」
そんな事ないでしょ?って言いつつ、また、ジェシーの唇に触れる。今度は舌を絡ませてちゅくちゅくと音をたてる大人なキス。
ジシ「ベッド行こうよ、、、。」
こち「狭くない? ベッドで大丈夫かな、、?」
ジシ「大丈夫だよ。」
こち「何、その自信。他の誰かとふたりでこのベッドに寝たことあるの?」
ジシ「なに言ってるの! あるわけないじゃん! ここに引っ越してきてからこの部屋に入ったの、家族の他は こーちだけだよ。やきもち妬いてるの?」
ふーん、ってつれない返事を返すと不服そうな顔をしたジェシーに『早くベッドいこ?』って手をひかれた。
俺の身体は華奢な方だけれど、大人ふたりで乗るベッドはやはり軋む。激しくしたら音が響くかな?って心配になった。
仰向けで横になると『あのさ、一応、、、どんな風にヤるのかってバイトの休憩中にネットで調べてみたから、、、。』って覆い被さりながらぼそぼそと恥ずかしそうに言うジェシー。俺とエッチすることを真剣に考えていてくれたんだな、って思うと嬉しくなった。
とても優しく、壊れそうな脆いものを扱うように大事に触れてくれるジェシーに身を委ねる。
ジェシーが下調べをしてくれていたおかげか初めてにしては上手く出来ていたと思う。俺自身、久々で期待に応えられるようなエッチが出来るのか不安だったけれど、まぁ喜ばせる事は出来てたんじゃないかな。
結局、ベッドは狭いし、音はうるさいしで途中から床に布団を敷いて最後までヤったけどね 笑
ふたりとも満足するほどに果てた今も、硬い床に敷かれた布団の上で素足を絡ませながらゴロゴロとして余韻に浸っている。
ジシ「ねぇ、こーち。」
こち「ん~? なぁに?」
ジシ「気持ち良かった?」
こち「気持ち良かったよ。」
ジシ「本当に?」
こち「ホントだよ 笑」
こち「ウソなんて言うわけないでしょ? 本当に、スッゴく、サイコーに気持ち良かった!!/////」
ジシ「良かった!!」
もう充分くっついているのに更にギュッ!とジェシーがくっついてきた 笑
ジシ「ねぇ、こーちいつもソファで寝てるでしょ?」
こち「ん? うん。」
ジシ「今日からはベッドで一緒に寝ようよ。」
こち「ヤダよ! 狭いじゃん!!」
ジシ「え~、一緒に寝よーーーよ!!」
こち「ヤーダーー!」
ジシ「じゃあ明日大きいベッド買いに行く!!」
こち「はぁ!? 何言ってんの!?」
ジシ「絶対一緒に寝たいんだもん!!」
こち「ねぇ、、、本気?」
ジシ「絶対本気!!」
こち「なにそれ 笑」
こち「じゃあさ、お金半分づつ出して買お? で、このベッドは処分してお金の足しにする。」
ジシ「わかった! そうする!!」
嬉しそうにキャッキャッと喜ぶジェシーを見て、なんだか俺も凄く嬉しくなってきた。こうして少しづつ俺とジェシーの所有物が増えて行くのかな~って思うと、まぁ、それも悪くないかな。なんて思うんだ/////
☆おしまい☆











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!