第40話

第38話 運命の日
514
2024/09/19 11:00 更新
あなたside
美桜の母
あなたちゃんね、どうぞ。
(なまえ)
あなた
失礼します。


ガチャ
今田美桜
どうぞ。
(なまえ)
あなた
失礼します。
私は美桜の部屋に来た。
話すのは、決まってる。
今田美桜
…どうするつもりなの?
(なまえ)
あなた
…とにかく、あの二人は必ず助ける。
今田美桜
うん、私もお母さんを重視するかもしれない。お父さんは職場がビルだから、津波の心配は少ないと思う。
(なまえ)
あなた
家族を優先するのはそうだと思う。
美桜は気にしなくていい。
今田美桜
…え?
(なまえ)
あなた
誘導は……。
‪”‬───私一人でやる。‪”‬
今田美桜
…そんなの無茶だよ!
(なまえ)
あなた
でも…もう誰も失いたくない。
私は涙目でそう伝えた。
すると美桜も驚いた表情に涙を浮かべて、
私を見た。
今田美桜
…あなた一人ではやらせない。
やらせられるわけない。
(なまえ)
あなた
…でも。
今田美桜
お母さんには、地震に用心してって、
何回も言ってる。だから少しは、
地震に敏感だと思う。
(なまえ)
あなた
…あくまで、助けるのは、
あの二人。
今田美桜
店主さんと平野くんでしょ?
(なまえ)
あなた
…うん。
今田美桜
あなたの家族はいいの?
(なまえ)
あなた
あの人たちは、
避難所にいるから大丈夫だと思う。
今田美桜
そっか、分かった。
(なまえ)
あなた
…美桜。
今田美桜
…ん?
(なまえ)
あなた
もし…お母さんが危険だったら…お母さんを優先していいからね。
今田美桜
…だけど、そうすると、
あの二人は…。
(なまえ)
あなた
私がどうにかする。
店主さんは避難所に戻るかもって言ったし、平野くんには、私がついてるから。
今田美桜
…分かった。
お母さんを優先するけど、
私にも出来ることはあると思うから。
(なまえ)
あなた
うん、分かってる。
今田美桜
じゃあこの通りに。
(なまえ)
あなた
……うん。
今田美桜
…まさかとは思うけどさ。
今田美桜
あなた…自分を犠牲にする訳じゃないよね?
(なまえ)
あなた
…え?
今田美桜
もし…平野くんが最悪の状況になったら、
自分が身代わりになるとか…考えてないよね?
(なまえ)
あなた
…私が死んでも、4歳の私は生きてる。
昔の私が生きてれば、未来でも私は生きられる。
今田美桜
あなた……。
(なまえ)
あなた
だから大丈夫。
私も…命は優先する。
でも最優先するのは。
(なまえ)
あなた
平野くんの命だから。
今田美桜
…分かった。
でも極力無理はしないこと。
今田美桜
……いいね?
(なまえ)
あなた
…分かってるよ。
今田美桜
ならいいけど。
(なまえ)
あなた
じゃあもう14時になるから、
お互い…助かろうね。
今田美桜
うん。
こうして私は美桜の家を出た。
美桜…ごめん。

もし最悪の状況になったら…。
私は自分を犠牲にする。
14時46分00秒

私は『幸』で一人で地震を待っている。
(なまえ)
あなた
どうか…明日が来ますように。
私はそう神に祈りを捧げた。

14時46分40秒
(なまえ)
あなた
あと10秒……。
3…2…1…。
(なまえ)
あなた
ゼロ。
ガタガタ
(なまえ)
あなた
でかい……。
お正月の地震くらいの揺れが私を襲った。
いつまで揺れただろう。
揺れが収まった時、外が騒がしくなっていた。
(なまえ)
あなた
…平野くん。
私は急いで『幸』を出た。

人混みが多い中、私は必死に走った。
どうか…助かって……!
(なまえ)
あなた
…平野くん!
人混みから少し逸れたところに、
一人、誰かを助けている平野くんを見つけた。
平野紫耀
…あなた!
助けて!ここに人が埋まってるんだ!
(なまえ)
あなた
……え。
平野くんが指さしたのは、
崖崩れのように大量の土だった。

この中に…人が…?
(なまえ)
あなた
…分かった、とにかく平野くんは逃げて。
平野紫耀
何言ってるの?
そんなこと出来るわけないじゃん!
(なまえ)
あなた
いいから逃げて!
平野紫耀
無理だよ!
そうだ…この人は誰かを助けるためなら、
手段を選ばない。

なんとしてでも助ける人なんだ…。
だから私はあの時救われた。

あの時平野くんがいなければ…。
私は存在していなかった。
(なまえ)
あなた
…私が借りを返す番だから。
平野紫耀
…え?
(なまえ)
あなた
二人で引っ張ろう。
平野紫耀
……うん。
そうして私たちは必死に腕を引っ張った。
平野くんが土を手で掘って、
私が腕を引っ張っる。

すると。
(なまえ)
あなた
わ!
平野紫耀
大丈夫!?
(なまえ)
あなた
うん…抜けた!
平野紫耀
良かった、この人抱えながら逃げよう!
(なまえ)
あなた
うん!
このままなら…助かる……。
そう思ってたのに……。

ゴロゴロ🪨
(なまえ)
あなた
……?
上を見上げると、
私に向かって転がる大きな岩。
平野紫耀
……あなた!!
もうダメだ、そう思って、私は目をつぶった。
すると、目の前が真っ暗になった。
✦・┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ・✦

ここは…また暗闇。
またお姉ちゃんに会えるのかな?
…あなた。
(なまえ)
あなた
…由紀恵さん?
そこには由紀恵さんがいた。
由紀恵
あなたちゃん、ありがとうね。
(なまえ)
あなた
…え?
由紀恵
あなたのその勇気と正義を、
私は忘れない。
由紀恵
あなたちゃん、私たちの、
娘のような存在になってくれて、ありがとう。
(なまえ)
あなた
由紀恵さん…。
由紀恵
あなたの幸せを心から願ってるわ。
そう言って私はまた意識を失った。
どうか…みんなが…笑顔でいますように。
✦・┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ・✦
(なまえ)
あなた
ん…。
ここは…私の家?
景子
あ、あなた?
(なまえ)
あなた
ここは?
景子
あなたの部屋よ。
あの時事故にあって、そうしたら消えたの。
(なまえ)
あなた
あぁ…。
景子
だからびっくりしたんだけど、
今日部屋で眠ってたから。
(なまえ)
あなた
そっか、びっくりしたよね。
ごめん。
景子
…ううん。
景子
お水持ってくるわね。
(なまえ)
あなた
…うん。
こうして、私のタイムスリップは幕を閉じた。


𝐍𝐞𝐱𝐭➸

♡.*・゚┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈゚・*.♡

はい!今回はここまで!

さっぱりしすぎた?
まぁ重要な部分はさっぱりの方がいいかな〜?

今回もお会いできて嬉しいです!

それではまた次回👋☺️

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