収録終了後、葛葉先輩に連れられて来たの
は駅前のカフェ 、 『 Zeffiro 』.
葛葉先輩は歩く時、必ず車道側を死守し、
歩幅を無理やり合わせてくれた .
内心、謝罪案件すぎて言葉が出なかった .
噂で聞いた事がある程度 .
後輩、渡会雲雀くんと風楽奏斗くんが働く
カフェ、来たいと思っていたがまさかこんな
形で来ることになるとは誰が想像しただろう .
顔を覗き込まれて思わず背けてしまった .
むやみやたらと笑顔の葛葉先輩の心境が
読み取れなければ、緊張も止まらない、
誰か助けて、、、
助けを求めようと悩んでいたら、
渡会雲雀くんが話しかけてくれた .
笑った時に見える八重歯?がチャームポイント
なのか、どこか可愛らしく見えた .
渡会くんが話しかけてきたタイミングで
葛葉先輩が風楽くんに捕まり、この場には
私と渡会くんだけになってしまった .
この状況で、好都合とは……?
渡会くんから出てきたワード、葛葉先輩キラー .
初めて聞いたそのワードに対し、
渡会くんの付け加えた説明は、酷かった .
その噂によると、先輩の中に唯一葛葉先輩を
圧倒する先輩がいるとか、いないとか .
目の前にいる渡会くんは、はにかむような
笑顔を見せた、……一体なぜ?
渡会くんはなぜこうも、勘が鋭いのだろう .
後ろから聞こえてくる風楽くんと葛葉先輩の
声は気になりっぱなしで、たぶんそれも
渡会くんにはバレている、
次々と当てられる心境に、体の体温が
上がっていくのを感じた .
それと同時に、頬がピリピリと熱い .
渡会くんの言うことがわからず聞き返そう
とした瞬間、何かに後ろから引き寄せられた .
いや、抱き寄せられたが正しいかもしれない .
気づいた時には、葛葉先輩に後ろから
抱きしめられていた 、?
もどってきたんですよ、ハイ
愛読必須すぎてしにそうです🤦🏻♀️💘
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!