第36話

No.35【しられていない】
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2025/10/07 10:17 更新
一方、緑谷チーム側ではまだ睨み合いが起きていた。
蛙吹梅雨
いい策だったからあなたでも組んだのに…
いつハチマキ失ったの。
思春期にも程があるほどの性欲の塊である峰田と組んでいた蛙吹は、
いつの間にかハチマキを取られていたことに呆れているようだった。
峰田実
わかんねえよ!!けどこれでもう失うもんはねえ!
峰田実
あの2組のP!!全力でかすめ取るぞ!
その言葉と共に、障子の個性の複製腕のシェルターが開き、
実質2人の騎手が広く自由に動ける「障子フルアタックモード」が展開された。




緑谷チームももちろん、完全に硬直しているわけではない。
常闇踏陰
もう少々終盤で相対するのではと踏んでいたが…
買われたな緑谷。
緑谷出久
時間はもう半分!足止めないでね!仕掛けてくるのは…
緑谷が言い終わらないうちに轟チームが動いた。
轟焦凍
飯田前進
飯田天哉
ああ!
轟焦凍
八百万、ガードと伝導(・・)を準備
八百万百
ええ!
轟焦凍
上鳴は…
轟が上鳴への指示を言い終わることも待たず上鳴が答えた。
上鳴電気
いいよわかってる!!しっかり防げよ…
上鳴が言い終わるとほぼ同時に緑谷が言い切った。
緑谷出久
一組だけじゃない!
緑谷の言葉の直後、他多数のチームが漁夫の利を得ようと
一斉に飛び込んで行った。しかし、ハチマキを取る暇はなかった。
上鳴電気
無差別放電、130万V(ボルト)!!
上鳴は、USJ事件の時にも見せたように、思い切り電気を放電した。
何も計画せずこんなことをしてしまえば、味方ともども感電して倒れるだろう。

しかし、委員長の飯田、副委員長で推薦入学者の八百万、
同じく推薦の轟、他と比べても割と火力のある上鳴が集まった完璧に近いチーム。

八百万の個性で創造した絶縁シートで上鳴以外の3人を覆い、
上鳴が思い切り火力を出せる状況を作り出していた。

ただの個性持ちの人間ならばそこまで火力はないだろう。しかし、彼も雄英高校ヒーロー科。
授業の過程で火力も上がるため、離れていた緑谷チームにも、放電された電気の影響があった。
緑谷チーム以上に轟チームに近づいていた他のチームはもちろん、かなり痺れていて近づきようがなかった。
蛙吹・峰田・障子
~~~~~~!!
耳郎響香
上…鳴…!!
勝己の騎馬を真面目にやりつつも、私は戦況の把握として弱い個体一体分の個性を使っていた。
視覚の共有で集中力が少々欠けるので、断片的に見ているだけだが。
あなた
ひょああ~~!轟チーム、あの短時間でめっちゃ策練ってきとる!!
瀬呂範太
まァA組(ウチ)の推薦入学者2人とも揃ってるし委員長もいるから安定してるんだろうな。
あなた
上鳴は多分ぶっぱ兼威嚇要員かな?
切島鋭児郎
んな番犬みてぇな…
あなた
柵の内側から威嚇するタイプだな、あれ。
そうは思ったものの、流石に失礼極まりないので私は口をつぐんだ。結構要注意人物なのは
これまでの授業の中で学んでいる。まあ少しアホなのが欠点ではあるがそこいらのチャラ男よりかはできる。
轟 焦凍
あと6分弱、後は引かねえ
轟 焦凍
悪いが、我慢しろ
そう言うやいなや、轟は個性の半冷で痺れて動きの止まったチームの足を凍らせて動きを封じた。
障子目蔵
ぐっ!!?
プレゼントマイク
《何だ何した!?群がる騎馬を轟一蹴!》
相澤消太
上鳴の放電で確実に(・・・)動きを止めてから凍らせた…さすがというか…
相澤消太
障害物競走で結構な数に避けられたのを省(かえり)みてるな
プレゼントマイク
《ナイス解説!!》
???
あーーハチマキ!くっそぉお!
轟チームは凍らせたチームが動けないうちに、相手チームのハチマキを奪っていった。
轟 焦凍
一応貰っとく
そしてついに緑谷チームに攻撃を仕掛けに行った。
八百万が創造したもので攻撃しようとして、それを常闇が防いでいる
緑谷出久
大丈夫…何としてでも1000万は持ち続ける!




そして突然、BOOMという爆発音が聞こえた。
その音と共に私は個性を解除して意識を元の体に戻した。反射的なものだった。
爆破…その個性を持つのはこの場でたった1人、爆豪のはずだった。
しかし、その爆発はモロに爆豪の顔に当たっており、爆豪からは発されていなかった。
私は視線を爆発が起きた方にむけた。
物間寧人
へえ!すごい!
物間寧人
良い"個性"だね!
爆豪 勝己
俺の…!!
爆豪はブルルッと勢いよく顔を横に振った。
切島鋭児郎
爆豪おめーもダダ被りか!!
あなた
同じような個性のくせに髪の毛爆発しとらんのはなんでだよ…!
爆豪はさらにイラついたようで、くそが!!と、
思い切り物間の顔に向けて爆発を起こした。爆破をモロに喰らっていたので、
少しは怯むはず、はずだったのだが、
あなた
!?
物間寧人
僕の方が良いけどさ。
全く怯んでいないどころか、体を"硬化"させて防いでいた。

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