バフ要員は 、ほぼ全員戦車に乗り込み 、
自己バフ 攻撃特化型 スピード型
は全員個人個人で向かった
川の流れに流されて行く者
川の流れに乗って追いかける者、
走って走って、川に沿って行く者
空を飛んで行く者
道を作る者
人を担いで、運んで行く者
皆同じ思いを胸に
永遠と向かい続けた
「!反応があった!もっと先や!」
「其処の100m先!速度は…こっちのほうが速い!」
「直ぐそこに居る!生命反応も!」
「このまま突っ切るぞ!」
「ヒールの準備します!」
【バフ:移動速度上昇】
「…いっけぇぇぇぇぇ!!!」
「待って!急に投げないで!!」
「ッ【脚本:二人の先には草が生い茂っており無傷!】」
【ただし、少し腰を打って蹲る!】
「い…痛いよぉ…」
「早くしないとあなたちゃんが!」
「ッ、ダーペ!ホワペ!先に行っててくれ!」
「了解」
「先行ってるなッ!!!」
「俺もついてくよ」
【神の願い:汝らに加護があらんことを】
「絶対遠くへは行かせん!!【絆】!」
「はうす!」
「引っ張ってるんで!今のうちに!!」
「ッありがとう!絶対救うから!」
「うぉ!?はやッ」
「俺もついてくよ」
「エッ!?、牙がッ…」
ビュンッ
「ごめん!今吸血鬼の血が濃いから流水ムリ!」
「誰か運ぶからこっち来て!」
「ぴくとの兄貴と…水魔法得意なやつ!」
「はい!るな得意です!」
「その二人ね!運ぶよ!」
「高ッ、」
「怖いですぅぅぅ!!!」
「るなさんはあの川の水操れる!?」
「出来ます!取り敢えず水の流れ弱めます!」
「ぴくとさんその内に救出!」
「あなたを抱えたら直ぐに水操って二人助けて!」
「が、頑張りますぅ!!汗」
【水よ私の願いを聞き給え!】
【流れよ遅くなれ】
「今です!」
「ッ、あなた!」
バシャンッ
ぴくとside
いくら流れが弱まってても
流れが強すぎる
気を抜いたら 、すぐ流されそうだ
しかも 、あちこちに岩があって
石も飛んでくる
こんな状況で
生きてられるのか?
そんな事を考えていると
目の前には人がいた
間違えるはずもない
紛れもなく
流されていたのは
あなただった
「ッあなた!」
息を思いっきり吸ってから
また水の中へと戻る
一時的な身体強化に近い能力と
皆の能力で 、追いつくことはできた
手を伸ばせば
あなたを掴むことが出来た
「プハッ、引き上げてくださいッ!!」
【水よ彼等を川の外に】
フワッとした感覚の後 、
川から出ることが出来た
しかし 、まるで人形のように動かず
息もしていないあなたを見て
俺は呆然とした
「息ッしてませんッ、早く!治療をッ」
救うって 、こんなにも難しい
【治癒】
【神の願い:汝の息よ、戻り給え】
【天使の加護】
【川の水よ彼女の体から出てこい】
各自の能力と 、魔法によって
息は戻った
「…このまま屋敷に運ぶゾ」
「我々国の屋敷が一番近いな」
「俺運ぶで
背中乗せるわ」
「一応、あなたさんは、死神曰く」
「魂?が一部欠陥している」
「とのことです」
「その魂は記憶とか、
生命力に影響を及ぼすらしいです」
「確か、失われた魂はもとに戻らないって、
何処かの本に書いてあった」
「そんな、あなたは…大丈夫なのかよ!?」
「落ち着いてください
吸血鬼は他よりも魂の質が違うらしいです」
「他よりも密度が高いため、他が補ってくれる…とか」
「なら、大丈夫と考えたほうが良いですね、」
「なぁ、今って高速で移動してるんよな?」
「何でそんな平気に喋れるねん」
「俺等竜人族二人の背中に乗ってて、
本人等は今にも倒れそうなのに」
「シールド張ってるから、
あなたが気持ち悪くならないように」
「ちょっと右向いて、そう、そのまま真っ直ぐ」
「お城が見えてきましたよ!!」
「一階東側にペ神専用の医務室がある!
医療器具とポーションは一通りあるはずや!」
「確か治癒と回復力上昇ポーションあった筈!」
「ベットは医務室で借りて、
着替えも全部借りますよ!」
「僕医務室まで運びますね!」
「俺等は道開けさせたり扉開けたりする!」
各自 、手分けをして
効率的に 、素早く 、
命を救うことだけ考えて
走って
走って
走った











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!