第14話

番外編 ② : 幼く儚い 蒼き夏
230
2025/05/10 03:03 更新
 時空的には 4話と5話の 間くらいです
 











# lt
 なあ 湊 ー ? 


 ラテは 華奢な 白く細長い指で アイスの袋を
 ぺりぺり と 開封していく 。

 その音は とても小さく 、風と海の高波の音で 、
 すぐに 掻き消されていった 。

# up
 なに ? 
# lt
 んゎ 


 私が 聞き返したものの 、ラテは 溶け始めている
 バニラアイスを 拭い取って 食べていた 。

 … この狼さあ … 。

# up
 …… あのぉ 。
# lt
 あ 、ごめんごめん 


 ラテは 汗ばむ 魅惑の首を カラカラと 鳴らして 、
 ゆっくり 笑いこんだ 。

 あーーー いちいち 可愛いのだけ ほんと辞めてくれ

# lt
 …… 
# lt
 私ら 、付き合ってるのか ? 
# up
 ん" ッっ 


 何も食べてないけど 吹き出しそうになる 。

 今 、いまなんて ??

# up
 ら 、ラテ ? 
# lt
 いや だから 、お前 私のことが 
好きなんだろ ?
# lt
 んで 私も 湊のこと 好きじゃねぇか 
# up
 つ 、き …… 


 … うーわ 、確かに そんなこと 言ったなあ

# up
 いや 、うん … そうだね …… 


 あ" あ" あーーーーーーー 私 弱すぎだろ !!!

 両想い確定なら もう付き合えるって アホ !!!

# lt
 …… ふっふ w 


 ラテは 堤防から ぴょい と 飛び降りる 。

# lt
 なあ 湊 、付き合おうぜ 
# up
 ひょ" え !!!!???!?! // 


 ラテは ビビり散らかして 照れまくる 私をよそに
 ズンズンと 近付いてくる 。

 キリッと 整った その瞳 。
 艶やかに 漆黒を棚引く 美しい髪 。
 フサフサとした 可愛い耳 。

 全てが 私には 程遠く見えて 、釣り合わないとさえ
 思ってしまう 。


 … いや 、実際 釣り合わないだろうな 。

# up
 … 釣り合わないよ 、私には 
# lt
 …… 
# lt
 じゃあ 、私が 無理やりにでも 
釣り合わせてやる
# up
 …… へ ? 
# lt
 お前が 釣り合ってる って 
思えばいいんだろ ?


 ラテは 、私の唇に 柔い人差し指で 触れる 。

# lt
 …… なあ 、駄目か ? 
# up
 ッ 、うぅ 〜〜〜〜〜~ っっ !! 


 やばい 、むりだ 、可愛すぎる

# up
 ょ 、ろしく … お願いします …… 
# lt
 あ ー ? 
なんだってえ ? 笑
# up
 ッちょ 、聞こえてる癖にさぁ !! 
# lt
 ははは 、お前が 悪いな ! 
# up
 あ 、っこら 待てえええ !! 


 ああ 、ありがとう ラテ

 貴女は 私の …… __________


 いや 、違う


















 私だけの 、天使だよ 。























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