第8話

☠⛓
332
2023/05/28 23:00

周りを見張るのは狙撃の2人だけにして 、 必要な人は全員戻って来た 。

流石過ぎて何も言えない 。

と云うか 、 電話してる最中でさえも警戒なのか姫抱きのままとか 、 笑えないんだけど 。

暑苦しくないの ¿¿ そんな服着てさ 。

Vermouth
Vermouth
えぇ 、 見つけて今ジンが捕まえてるわ 。

Rum
✆ 良くやった 。 其処に居るんだな ¿

ジンが睨んでくる 。

成程 、 喋れと 。

あなた
此処に居ます 。

Rum
✆ 直ぐに応えろ 、 この組織に入るか否かを 。

あなた
因みに入らなかったら ¿

電話からは何も聞こえない 。

代わりに姫抱きが解かれて床に押し付けられる 。

カチ 、 と云う音がして頭に銃口を突き付けられる 。

つまり 入らないなら死ね 、 と 。

まぁ そうなると思ってたけどさ ¿

あなた
対格差考えよ 、 別に逃げないし入るから離して ¿

チッ 、 と 舌打ちが聞こえた後放してくれた 。

肩が痛すぎる 。

もうちょっと抑え方と云うものがあったろ 。

Rum
✆ あなたの名字あなたの下の名前と云ったな 。

あなた
そうですけど 、、

Rum
✆ 側近に迎える事にする 。 日程は _

あなた
待って ¿

本当に待って 、 其れは無理 。

ほぼボスの側近 ¿

冗談じゃない 。

入って直ぐだし ¿

せめて知り合い欲しいし 、 ジンの下くらいにさせてよ ¡

マジで ¡¡

Rum
✆ 何か都合が悪い事でもあったか 。

あなた
成りたてで裏切る可能性有 、 脱走癖有 、そんな奴を側近 ¿ 無理無理 。

何か睨まれてる気がするけどしょうがない 。

これは自分の生死を分ける問題なんだ ッ

あなた
せめて知り合いもいるんですし ジンの下とかにして下さい ッ

Vermouth
Vermouth
な 、 なんかすごい必死ね 。

Bourbon
Bourbon
そんなに側近が嫌なんですか ¿

嫌だよ ¡

Rum
✆ … なら仕方ない 、 ジン 。

Gin
Gin
… 。

Rum
✆ しっかりと見張れ 。

Gin
Gin
嗚呼 。

其の後 、 電話が切れベルモットの電話が鳴って終わった 。

Vermouth
Vermouth
貴方の組織名はモルトらしいわ 。

モルトウイスキー … 。

蒸留酒じゃない ¿

検索したらモルトウイスキーとスコッチの違いとか出るけど 。

確かね 。

Vodka
Vodka
良い身分だな 。

あなた
別に こっちだってなりたくて蒸留酒の上の地位貰ったんじゃないし 。

ベ 、 と舌を出して揶揄うと 、 後ろからジンに舌を引っ掴まれた 。

酷いな もう 。

あなた
はやひれはなして ¿

Gin
Gin
暫く黙って聞いているならな 。

あなた
わはっらはらわかったから ¡

離して貰えた瞬間しゃがんでせき込む 。

あ ‐‐ 、 舌千切れるかと思った 。

マジで 。

Vermouth
Vermouth
にしても貴方が部下を持つなんて不思議に感じるわね 。

Gin
Gin
ア” ¿

Vodka
Vodka
まぁまぁ 、 上に上がる為の駒が増えたと思いやしょうぜ 、 兄貴 。

そんなこんな話している内に 、 段々意識が保てなくなっているのに気付く 。

アレ 、 肩の撃たれたのって誰も止血してくれてないんだっけ ¿

そう思って彼等の方を向いた時にはもう遅かった 。

そのままぐらっと体は傾き 、 意識は深い闇へと沈んでいった _

next _

プリ小説オーディオドラマ