わたしはよく風邪をひいてしまう 。
お母さんとお父さんも体が弱く 、 わたしが幼い頃に両親を亡くした 。
見事にわたしはお母さんとお父さんの遺伝を引いてしまった 。
そして 、 今わたしの近くにいるのは妹の菓子のみ 。
わたし達は入院できるほどお金を持ってないし 、 勿論だけど簡単な勉強もできるか危うい 。
菓子はわたしのためにずっと近くで支えてくれてたんだ 。
菓子はいつも飴を持ち歩いている 。
本当に本当にいつも感謝している 。
わたしは基本的にずっと寝てる 。
時々 、 気持ち悪さや咳 、 悪夢などで起きてしまうけど 。
眠くなってきたなぁ ...
わたしはそのまま瞼を閉じた 。
菓子 side
毎日茶子のあのような姿を見ていると私まで辛くなってしまう 。
出来ることならば私が代わってやりたい 。
でも 、 そんなこと出来ないから私ができるだけ寄り添うようにしている 。
今は私だけ何とか通信制の登校の高校に通うことが出来てる 。
アパートの滞在金も必要だし 、 学校の授業料等も必要だが 、 バイトでなんとか凌いでいる 。
でも私にとってのバイトはみんなが言うような甘いバイトじゃない 。
命の危険が伴う 、 とても危険な 。
頼まれたらお金と引き換えに相手を殺すだけ 。
罪悪感なんてもうとっくに無くなってるよ 。
私は個人業 、 バレたら一瞬にして終わるが 、 名も広まりにくいし 、 報酬を独り占めできる 。
別に私は茶子を助ける為のお金を貰っているだけ 。
茶子は外の世界を知らない 。
私みたいな殺人犯がいることも 。
だから 、 茶子にはこのままずっと何も知らないで欲しいんだ 。
だって 、 知っちゃったら深く絶望するはずだから 。
私の茶子が汚れてしまう 。
茶子には死ぬまでずっと綺麗な世界を見ていて欲しい 。
ごめんね 、 茶子 。
その為には縛らないといけないんだ 。















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!