私が生まれたのは
代々優秀な人達が集まる一族だった
そこではそれを受け継ぐためにたくさんの教育がされた
でも、不器用なあまり私は何も出来なかった
言い換えれば覚えが悪かった
そのため、一族から軽蔑されてきた
どんなに努力しても結局は意味がなかった
それで親に言われた”迷惑” ”役たたず”
このふたつが1番印象に残っていて
怖い
トラウマと化したのだ
だから、親から離れて生活して
一人暮らしを始め、誰にも”迷惑”をかけない
誰かの”役”にたちたい
と思って過ごしてきた
だから、輝が告白してくれた時は
必要としてくれる人がいて嬉しかった
だけど、私の中にあるトラウマを知らないのはしょうがないけれど
たくさん言われて
怖かった
苦しかった
もう別れてしまおうかと思った
そんな時、”迷惑”はまだ大丈夫だったのに
ついに”役たたず”と言われてしまって
捨てられるとおもって
怖かった
恐怖で埋め尽くされた
息が出来なかった
こんな、言われたくらいでって思われるかもしれない
でも、私には大きなことで
そーですかで片付けられるものではない
だから、だから、もう、言わないで欲しい
どうか、重いぐらいの愛で私を埋めて欲しい
愛はなんなのかは知らない
愛を注がれなかったから
でも、必要とされたい
だから、どうか私を手放さないで
優しくして欲しい
あと1話で完結かもね
( ≖ᴗ≖)ニヤッ












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。