前の話
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ペアルックなんて今までは好きじゃなかったのに。好きな人の望みならなんでも出来てしまうのか。単純だな。
日本の活動の合間にジョンファンとのショッピングで見つけた黒に白の線が入ったジャケット。
少し緊張した表情でこちらを伺うように言うジョンファンに断るなんて出来なかった。
そう言うと
なんて目をキラキラさせるから、こっちも言葉に表せないほど嬉しくなってしまう。
本当に可愛いやつだと思う。
昔から弟として可愛いと思っていた。でも、それが弟としてではなく"好きな人"として可愛いと思うようになったのはいつだったのだろうか。
口いっぱいに食べ物を詰め込んで美味しそうに食べる姿。ヒョンたちの話をニコニコしながら聞く姿。マンネだけど誰よりも大人っぽい姿。
気がついたらジョンファンに惚れていた。
ジョンファンから相談があると部屋に呼び出された日。ジョンファンが俺を相談相手にするなんて珍しいと思った。部屋に入ると明らかにいつもとは違う様子でベットに座っていた。
問いかけても下を向いていて何も反応しない。そんなに辛いことでもあったのだろうか。
ジョンファンの隣に座り顔を覗き込むと想像以上に暗い顔で本当に心配になる。
顔を上げてほんのちょっと嬉しそうな顔をしたジョンファンを見て、少し照れてしまった。
ジョンファンの頭を撫でて部屋を出ようとしたとき
と呼び止められた。
その言葉を聞いた瞬間自分のジョンファンへの気持ちに気がついた。いや、もうとっくに気がついていた気持ちを確信した。
無意識にジョンファンの元へ行き、ジョンファンの唇にキスをしていた。
目をまん丸にさせて驚いていたジョンファンの目にだんだん涙が溜まっていく。
ボロボロと涙を零すジョンファンを抱きしめながら
と伝えた。
男同士だなんて関係ない。弟ではなく恋人としてジョンファンのことを守りたいと心から思った。
ムスッとした顔で言うジョンファンが可愛くて笑ってしまう。
照れながら伝えてくれるジョンファンが愛おしくて仕方がない。ジョンファンの頭を撫でる。俺は本当にこいつのことが好きだ。何十年も幸せにすると誓うよ
少し高いけど2人の記念のものだと思えば全然安い。
ペアルック案外悪くないな。
これからも俺の考えをどんどん覆してくれ。ジョンファナ。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!