第3話

普通の高校生
492
2026/03/19 12:05 更新
時刻は朝8時25分──

ピピピピピッ

っとアラームの音が寝室に鳴り響く

あなた
ん…うるさい…
あなた
黙れクソアラーム…


アラームを手にとって

床に投げつける
これでアラームを壊す回数が1200になる

どんだけ壊してんだよ(

あなた
今何時…

なぜアラームを壊したことに気づいてないのだろう(

手にとったアラームを見て一言…


あなた
なんか壊れてんだけどこのアラーム

あぁ,俺が壊したのか

そうだそうだ
アラームうるせぇから
床に叩きつけたんだった


あなた
また買わなきゃな…
あなた
起きるのめんど…学校嫌だし…


と言っても現在時刻8時29分

普通ならもう学校登校時間である
でもこの男

平気で学校を遅刻し

休んだりする

問題児なのである

あなた
アラーム買えるほどの金持ってたかな…

最近バイトやめたし

手持ち5620円か‥
まぁアラームは買えるな

あなた
…最近組織に行ってないな、任務もないし
あなた
まぁ言っても俺はただの下っ端だからなくて当然か

まぁ…ないはないで少しつまらない気もする
あれは俺の生きがいだからな

…どうせ1限間に合わないだろうし喫茶店にでも行って
腹だけ満たすか


カランカランとベルの音が鳴る

いらっしゃいませ
お好きな席どうぞ

あなた
…(いかにもモテそうな人だな)

一人だがカウンター席に座るのもちょっと癪だと思った俺は

奥のテーブル席に座った

あなた
……あの、アイスコーヒーとサンドイッチください

了解です

あなた
久しぶりの外食だな…

と言うか外食なんかしたことなかったな
久しぶりじゃないな

いつもは弁当かおにぎりだけで済ませてるし

料理作れないから仕方ないけど

あなた
……(暇だ、こう言う時って何をすれば──)

すると喫茶店のベルの音が鳴り響く

入ってきたのは

多分小学生ぐらいの男の子だ

いらっしゃい、今日は早いね?
ちょっとね、アイスコーヒーお願い
了解

あなた
……

知り合いなのだろうか
それにしても小学生でアイスコーヒーを飲むのか…

最近の子は渋いな

と言うか小学生が一人で喫茶店に来て大丈夫なのか?

それで…例の事件何かわかった?
いやまだ何も、ただ事故じゃなくて事件だと言うことは確実だね
うん、しかも床にはハンドガンが落ちていて死体には布が被せてあった…

あなた
……(ん?)

さらに…何者かに追われていた痕跡も残っていて目撃者は『黒のフードを被っていて歳は17歳ぐらいの高校生で片手にはハンドガンを持っていた…まるで全てがどうでもいいと思っている表情だった』と言っていた

あなた
……(ん???待ってこれ俺の話してない?)
黒のフードをかぶって片手にハンドガンでしょ?

それ俺だね、組織の時の

しかも目撃者いたのか…気づかなかったな


その男の人まだ捕まってないんだよね?
そうだね…しかも犯人は高校生だから余計面倒だね

あなた
(そもそも見つかるわけねーっつの)

まぁ僕たちもその犯人を追いかけているから何かあったら君に協力してもらおうかな
珍しいね
まぁ…ちょっとね
そう言うとこあるよな安室さんって
コナン君もたまにあるよ?

あなた
(安室さん…?コナン君…?)

安室さんはまだしもコナン??
キラキラネーム…

やっぱ最近ってすげぇな

あぁ、そうだ。お待たせしました、アイスコーヒーとサンドイッチです

あなた
…ども

…こんなうまそうなサンドイッチ生まれて初めて見た


……ねぇねぇお兄さん!

あなた
…ビクッ!…え?あ、俺?

お兄さんしかお客さんいないよ!隣座ってもいい?

あなた
(君もお客さんでは…?)…いいけど

やったー、ありがとう!僕江戸川コナン!お兄さんは?

あなた
…あなたの名字あなたの下の名前

江戸川コナン
あなたの名字さんね!お兄さんなんでこんな時間にここにいるの?
江戸川コナン
学校は?

あなた
…いつも遅れて行ってるから大丈夫、どうせ1限間に合わないしお腹でも満たそうかなって
 
江戸川コナン
へぇ…そうなんだ

あなた
うん…君は?

江戸川コナン
僕は休みー(休みというか休んだんだけどな)

あなた
そっか…


小学生は人懐っこくてグイグイくるから苦手だ

そもそも俺は人間関係がそんなに得意じゃない
組織でも仲がいいのは唯一ジンだけ
嬉しくないけど

仕方がないことだ
俺は元々口下手で感情がわからないとよく言われるし
何にも感情を持てない

覚えるのも苦手だし
学校に行っても喋る相手もいなければ
授業さえつまらない

そんな空っぽな心で俺は生きてる


……つまらない人生だな

江戸川コナン
あなたの名字さん子供苦手?

あなた
え…?なんで…?

江戸川コナン
僕が隣座った時スって避けたでしょ?苦手なのかなぁって

あなた
…得意ではない

江戸川コナン
そっか、ごめんね?

あなた
別に…元々人付き合いは苦手だし得意じゃない

江戸川コナン
そうなんだね

あなた
…(疲れたな…喋っただけでこんなに気力を使ったのは初めてだ…)

サンドイッチを無心で食べる

…普通だ

食事さえ美味く感じない
やはり俺の心は空っぽみたいだ

本当に楽しいのは組織の仕事をしている時だけ
組織は俺の居場所だ
あそこがなくなったら俺は死んだも同然

当てもない俺を拾ってくれたジンには感謝している

きっと…俺はそういう運命の元で生まれたのかもな


あなた
つまらないな…

江戸川コナン
何が?

あなた
あ、いや‥なんでない

やべっ…口に出ちゃった

お口チャックってこういう時に使うべきだな
喋るの疲れるだけだし
何もいいことないし

体力を使うだけだ

江戸川コナン
そう?あ、ていうかあなたの名字さん、さっき僕たちが話してたの聞いてだと思うんだけど‥何か情報とかない?

あなた
…(俺に聞くの間違ってるよコナンくん、犯人俺だからね。)
あなた
…一つだけならあるよ

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