昔々、あるところに__
歌うことと、舞台に立つことが大好きな少女がいました。
少女は、幼馴染の少年と一緒に、光の当たる場所で物語を紡ぐことを夢見ていました。
二人の声は重なり合い、世界はそれだけで輝いているように思えたのです。
けれどある日、少女は大切な“声”を失うかもしれない運命を背負います。
再び同じ病に侵されれば、もう二度と歌うことはできない__そう告げられてしまいました。
夢を追えなくなった少女を、大人たちは見放しました。
「もう価値はない」と言い残し、去っていったのです。
少女は舞台から遠ざかり、光の届かない場所で、静かに息をするようになりました。
それでも、仲間たちは歌い、踊り、想いを叫び続けました。
__声がなくても、物語は終わらないのだと。
これは、声を失うかもしれない少女と、それでも彼女を舞台へ連れ戻そうとする人々の物語です。

名前:来栖 あなた
年齢:17歳
その他:神山高校 2−B
学校にあまり行っていない
神代類と幼馴染
昔のある出来事で歌うことが怖くなった
兄と二人暮らし

ちるめんずメーカーより
名前:来栖 響
年齢:24歳
大学生
あなたの実の兄であり、保護者的存在












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。