第37話

昼下がり雨降り
853
2022/06/30 04:30

灰色のロングストレートの髪、煌びやかな緑の瞳。

おまけにモデルのような顔立ちをしている。






ローブがどこのものかよく見えない。

















少し向かいの方に移動した。















その子はグリフィンドールだった。



翌日。私は結局あまり眠れぬまま、朝食を食べに行くことに。






私は席に座り、なんとなくドラコの顔を見れなかった。




















いや、見たくなかった。








結局私はご飯を一口も食べれず、授業に向かった。






一限はマグル学だった。

私って最近おかしい。



私はグリフィンドール寮へ向かった。





ちょうど談話室にはハーマイオニーとロンの姿が。
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
あら、あなたじゃないの!……どうしたの?
ロンウィーズリー
ロンウィーズリー
なんだか、疲れた顔をしているよ?こっちにおいでよ
(なまえ)
あなた
うんごめん…
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
なんか、あったんでしょ?
ロンウィーズリー
ロンウィーズリー
顔が青いよ。
(なまえ)
あなた
じゃあ、まず一つ目。グリフィンドールに灰色のロングヘアで、目が緑のモデルみたいな子、いる?
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
あぁ…
ロンウィーズリー
ロンウィーズリー
あー…






2人は顔を合わせてなにやら察したような顔をした。
(なまえ)
あなた
え、誰なの…??
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
その子はね、その子の名前は…



















“アイリーン・アデル”























ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
あなたの家柄に並ぶくらい、すごい魔法使いの家系なの…
(なまえ)
あなた
そうなのね…
ロンウィーズリー
ロンウィーズリー
アデルがどうかしたの?
(なまえ)
あなた
い、や、なんでもない。
ロンウィーズリー
ロンウィーズリー
隠すなよー。余計に気になるだろ
(なまえ)
あなた
でも、皆にとってはあんまり、よくない気がする、

するとハーマイオニーはワタシノル震える手を包み込むように握ってくれた。
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
いい?寮が違うからとか、そんなの関係ない。あなたがそんなに悩んでいる事ならなんでも聞くし、それにあなたのそんな蒼白な顔見てられないわ。
ロンウィーズリー
ロンウィーズリー
そうだよ!僕も見てらんない。ね、いってごらんよ。
(なまえ)
あなた
じ、実は…












(なまえ)
あなた
私、ドラコが好きなの…





















2人とも目が点になって、私に一点集中した。
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
…あなたが、
ロンウィーズリー
ロンウィーズリー
マルフォイを好き…?
(なまえ)
あなた
うん、
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
なんだ、そんな事かぁ!
ロンウィーズリー
ロンウィーズリー
びっくりしたな、ハーマイオニー!




2人とも吹っ飛んだようにニコニコ笑い始めた。




え、私どんだけ青い顔してたの?
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
それで?それのなにが悩みなの。
(なまえ)
あなた
私、ドラコが唯一話す異性で。でもこの間から様子がおかしいのよ



私は経緯など全て話した。
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
なるほどねぇ…
ロンウィーズリー
ロンウィーズリー
ねぇ、これってマルフォイもあなたのこと好きなんじゃ…?
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
うるさいわね!わかってるわよ、すぐ両思いになったら面白くないでしょうが!
(なまえ)
あなた
ふたりともどうかしたの?
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
いいえ!なんでもないわ。それで?そのアデルさんが話していたと。
(なまえ)
あなた
そうなの。それも親しげに。
(なまえ)
あなた
ねぇもうどうしようぅ、、
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
あぁ、もう泣かないで。可愛い顔が台無しだわ。
ロンウィーズリー
ロンウィーズリー
そうだよ〜。でも、スリザリンとグリフィンドールだろ?そんな関わりあるか?
(なまえ)
あなた
…グスッそんなないはず。私たちは私がハーマイオニーに興味があったから今仲良いけど…他はね…
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
そうよね?どうやったらそんなに?………あ!!!!
(なまえ)
あなた
え?
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
もしかしたらよ?二つ、意見があるんだけど、
(なまえ)
あなた
えぇ
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
一つ目。アデルはマルフォイの従兄弟。
二つ目。アデルは…その…








マルフォイに気がある…、とか……?





大きな沈黙の後、ハーマイオニーは発言した。
(なまえ)
あなた
そう、なのかなぁ…………
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
わからないわ。でも、あり得ることもあるけどあくまで憶測だからね。
(なまえ)
あなた
そうよねぇ、。あ〜〜もうどうしたらいいのー!
ロンウィーズリー
ロンウィーズリー
こんなに悩んでもらえるなんてマルフォイも羨ましいやつだな
(なまえ)
あなた
ふー…2人とも話を聞いてくれてありがとう。
おかげですっきりしたわ。すこし。
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
よかったわ。また何かあったら教えてね。いつでも相談に乗るわ。
ロンウィーズリー
ロンウィーズリー
そうだね!いつでも聞くよ。
(なまえ)
あなた
2人ともありがとう!2人もなんがあったらいつでも頼ってね!そういえば…



私は帰り際あることに気づいた。


いや、気づいていたが、言わなかった。




(なまえ)
あなた
ハリーは?


ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
そうね…トイレに行ってくるとかなんとかで、席を開けていたんだけど…もう30分以上経ってるわ。
ロンウィーズリー
ロンウィーズリー
だれか先生とかに捕まったんじゃないか?笑笑
(なまえ)
あなた
だったらいいんだけど…ハリーにもよろしく伝えてね。
私、戻るね!




私はスリザリンに戻っていった。
















この日は雨で、中庭は通らず遠回りして廊下で向かった。















To Be continue……

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