第24話

episode33
240
2021/04/10 09:00
Youside





私はジミンに連れられお手洗いに向かった。



手洗い場の前に立ち

顔を洗う。


すると、












You
You
わっ…
鏡越しに女の人と目が合った。






その人はあたかも私を待っていたかのように私を嫌な目で見てくる。




ん?なんかこの人どこかで見たことあるぞと思い


小さい脳みそをフル回転させて思い出す








You
You
アンナさん…
アンナ
アンナ
やっと会えたぁw 
あなたちゃん

右の口角を少しあげ

私をまじまじとみてくる。


今すぐにでもここからでたい。

そう思ったが、



アンナ
アンナ
出てかせないよ~?
アンナがドアの前に立つから

出ようにも出れない。




You
You
なんの、用ですか
アンナ
アンナ
ユンギくんってさ、私の事好きなんだって
You
You
え…


この言葉で完全に酔いが覚めた。



ユンギがアンナを…?





変に頭が痛い。


私は下を向くしかなかった。


You
You
…わざわざこんなこと言うために
ここまで着いてきたんですか?


アンナのことだろう。どうせ
私達を尾行してきたに違いない。










アンナ
アンナ
たまたまだよぉ?ww
You
You
私はユンギを信じます。
勝手に1人劇場でもしててください。



私はアンナを押しのけ、お手洗いのドアを開ける。

急いで出ようとしたが、
アンナが腕を力強く掴んできた。


そのままアンナは私を引っ張り
席に案内する。









案内された席に着くと目の前には


下を向くユンギがいた。






You
You
ユンギ…
Yoongi
Yoongi
あなた…
私を法を見るユンギの目は

涙で溢れていた。


じっと、私を見るユンギの目は
私に助けを求めているようだった。






Yoongi
Yoongi
話を聞いてくれ…!
You
You
もう、いいから、
お幸せにね。
Yoongi
Yoongi
…は?
You
You
私達やっぱ合わなかったんだよ。
ユンギにはアンナさんがお似合いだし、
一緒にいて気使うことも無いでしょ
Yoongi
Yoongi
な、何言ってんだよ…
You
You
浮気してたんでしょ
アンナ
アンナ
ユンギ、もう認めようよ
私達付き合ってるじゃん
Yoongi
Yoongi
なん、なんなんだよ!お前は!!!
Yoongi
Yoongi
ずっとずっと脅してきて。
あなた殺されたくなかったら
付き合ってとか…意味わかんねぇよ
You
You
えっ…
Yoongi
Yoongi
あなた殺すのは俺が許さねぇ
殺すなら俺を殺せよ
アンナ
アンナ
私はユンギが大好きなの!!
あなたみたいなガキ、あなたには合わない!!
Yoongi
Yoongi
そんなの俺らにしかわかんねぇだろ!!
ユンギは近くにあったコップに入った水を
アンナにかける
アンナ
アンナ
きゃっ
Yoongi
Yoongi
もう二度と俺らに近づくな。
連絡もしてくんなよ!!
Yoongi
Yoongi
あなた行くぞ


ユンギは私の手を引いてくる。


その力はとても強く

ユンギがユンギじゃない。とまで
思ってしまった。





すると、











???
おい、離せよ
と、私のもうひとつの腕を誰かが引っ張る。






--------キリトリ線--------

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