昨日はあんなこともあったからか 、
もう少しだけ ベッドにいたい 。
学校 行きたくないな ~ なんて
れるらしくないことを 思いながら
ゆっくりと 重い体を起こす 。
まだ 眠たい体を 起こすために 、
ばっと カーテンを開けて
日光を浴びる 。
暖かいなぁ 、なんて
呑気に思っていると 、
スマホの通知が鳴った 。
来ていたのは 差出人不明のメール 。
どうせ 最近よくある系の 詐欺か 、
変な ネットショッピング の 広告かな 、
とか 思いつつ 、メールを開けてみる 。
本文には 一言だけ 、
おはよう
と 書かれていた 。
悪寒がする 。
なんで れるが今起きたって わかるん ?
なんで れるの連絡先 知ってんの ?
怖い 。 どうしたらいいの 。
震える手で くにおに電話をかける 。
コール音はすぐにやみ 、
くにおの優しい声が聞こえてきた 。
喉を締められているような 感覚に襲われて
上手く言葉が出ない 。
れるの様子を察してくれたのか
くにおは電話越しに 、こう言った 。
くにおの声を聞いて 落ち着きながら
ベッドに蹲っていると 、
あることが 頭に浮かんだ 。
もしかして 、家の近くから
見られてる … ?
もしそうなら 、れるがカーテン開けたから
メールがきたって ことになる 。
想像したくも ないけれど 、
筋は通っている 。
怖くなったれるは 勢いよく カーテンを閉めて 、
ゆっくり玄関に向かい
家の鍵を開ける 。
そのまま玄関で 待っていると
数分もしないうちに
くにおが来てくれた 。
衝動的に くにおに抱きついてしまった 。
怖くて 怖くて 、仕方が無かった 。
安心からか 、堪えていたはずの涙が
ぶわっと 溢れ出してしまった 。
くにおの手を ぎゅっと握り 、
リビングへと 進んでいく 。
いつもは お茶とかを 出したりするけれど
今日は そんな元気が 出てくるはずもなく 、
力無く ソファに 座り込んだ 。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。