母親は少し楽しそうに、父親の後をついていく
ふと少女が後ろを見ると、トンネルの穴が一つではなく3つあった
少女は、少し顔を歪め母親に置いていかれないようついていく
先に父親が、出口を出てから少女と母親が出口を出る
出口を出ると、気持ちいいくらいに青々と広がる草むらがあった
無数にあの不気味な銅像が立っていた
屋根の部分だけ見えている家やボロボロで今にも崩れそうな家がぽつんと立っている
といいさっき通ってきた、トンネルの建物をじっくりと見る
言い終わると
また歩き始めた
少女が、そう言い終わるくらいに
トンネルの方から、落ち葉とともに
まるで行けとでも言うようにひどい風が吹く
ううーーーーぅ
と建物が唸る
少女はひどく怯え
いても立ってもいられなくなり、両親の元へ走っていく
少し怯えながら言う
母親がほほえみながら父親に言う
歩いていると、大きい岩が連なっているところに差し掛かる
父親が岩をわたりながら、いう
母親に手を伸ばしながらなにかに気付く
スンスン スンスンスン
と周りの匂いをかぎ始める
タッタッタッ
と足音を立てて岩をわたり父親にしがみつく母親
わたり終わった、母親に父親が尋ねる
スンスン
と父親と同じように、周りの匂いを嗅ぐ母親
そう言い
先に進んでいく
といい先に進んでいく
慎重に岩を渡り、頑張ってついていく少女
階段を駆け上り進んでいく
しばらくすると、居酒屋のようなお店やレストランのような店がずらりと並んでいるところに来た
看板には[生あります]や[肉]
などがかいてある
スンスン
父親がまたしても匂いを探る
そして左を指さした
左に曲がり暫く歩くと
大通りのようなところに抜け
スンスン
匂いを嗅ぐ父親
それに少女と母親はついていく
父親について行きながら、周りを見ると
母親が言う
少女は、小走りし後を追いかけながら言う
すると
父親がそう言い走っていく
走っていったところを見ると一つの店だけ
白い煙がモクモク出ていた
そこに父親は駆け寄り中を覗き、母親たちに手を振りながら叫ぶ
叫ぶと父親は店に入っていく
父親が暖簾をくぐり、そこに並んだとても美味しそうな料理を見て唸る
厨房の中では蒸し器で何かがむされていて
シュー、
と音がなっている
そこに少女と母親が歩いてきた
少女は、途中で止まり様子を見ていたが
母親は、気にせず父親が呼んだところに行き暖簾をくぐった
少女も、周りを見渡しながら母親の少し離れたところで歩き止まる
そう言い、席に座った
父親が大声で厨房に叫ぶ
少女に話しかける母親
少女は、無言で首を横に振る
またもや、大きい声で叫び
厨房を見渡す
だが、誰もいないようで
と父親にいう
そう言いながら、母親は目の前の肉を手に取り匂いを嗅いでかぶりついた
母親は、後ろに立っている少女に話しかけた
少女は、首を振りそういった
片手に皿を2枚持ち、並んでいる料理を皿に取りながらそういい、皿を置き椅子に座った
肉をほうばりながら母親が言う
と、少女に食べるよう促すが無言のまま首をふる
バクバクと豚のように料理をむさぼり食う両親に少女は嫌な顔をしていた
と、手を止めずに料理を食べ続ける
少女が叫びながら言うがなんの反応も示さない両親
半ば、呆れ顔で両親を見た後
左右を見る少女ゆっくりと無言で歩き始める少女
大道理に再び出て来た方向を見たとき
タッタッタッ
という足音が反対側からして、驚いて振り向くと赤色の髪の毛のようなものが見えた















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。