第7話

600
2022/06/05 05:00
ころん
ころん
せんせぇ…頭痛いんですけど
先生
先生
あ、そうなの
熱計ってみた?
ころん
ころん
教室で測りました
37.1でした…
けど頭痛くて
先生
先生
微熱かしら?
ベッドでゆっくりしてていいわよ
何かあったら言ってちょうだい
ころん
ころん
はぁーい
だるそうな返事をしてベッドに向かう
マジで腰が痛い
折れるって…
ころん
ころん
うぅ~…
白い天井を向きにらみつける
もうほんと最悪…
なんで僕が先輩と…
それになんで僕攻められてるの?
もう無理…
しかも来月の20日も付き合わなくちゃいけなくて…
なんで僕なわけ?
マジで女の子狙えって
だってさ、意味わからなくない?
そりゃあ僕だって先輩好きだったよ?
先輩として
でも、一回も恋愛感情で見てないしさ?
なんなん?ねぇ!
てか、湿布もらわなきゃ…
でも、熱って言ったし…マジでない
無理最悪おなかも痛いし
地獄かよ
先生
先生
あ、先生少し職員室に行かなきゃいけないから
数分で戻るから待っててくれる?
ごめんねすぐ戻るから
ころん
ころん
わかりました~
ナイスタイミング!
ガラっっとドアが閉まった5秒後すぐに湿布をとって貼った。
これで少しは和らぐといいな…
なんて思いながら僕はベッドに戻る
すると…
さとみ
さとみ
よっ
ころん
ころん
なんか僕のベッドのほうにひょいと顔を出す先輩
なんでここにいんの?
きも過ぎだろ
ストーカー?
マジできっしょい
ころん
ころん
ストーカー?気持ち悪いんですけど
さとみ
さとみ
ストーカーとは人聞き悪いな~w
さっきの話から保健室行くかな~って思ったから来ちゃった☆
ころん
ころん
来ちゃった☆じゃないんですよ
てか、さとみ先輩と話してるときそんな素振り見せてないのに
さとみ
さとみ
結構前からいたw
けど、入るタイミングわからんくてさw
ころん
ころん
マジで気持ち悪い
それと自分のベッドに戻ってください
さとみ
さとみ
先生いないんだしいいじゃーんw
ころん
ころん
嫌です
早く帰ってください
さとみ
さとみ
冷たいなー
しょうがない、戻るかー
その代わり~…ローターつけてね♡

プリ小説オーディオドラマ