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第1話

Prologue
172
2026/08/06 15:16 更新









小さい頃、ある数多なる夢を見た。



一つは、キラキラと輝く父親の絵。

一つは、路上ライブをしているダンサー。

一つは音楽番組で自信満々げに、そして楽しげに歌っている歌手。



そして、その中でもピカイチで輝いて見えたのは_______







小説だった。


小説に触れるとドキドキして、何処までも、何処までも、世界が広がっていくような気がして。

書き始めてみれば夢中になって文を書き続けた。



そしたら気付かぬうちに、俺は最年少作家と言われるほどの小説家に成り代わり、

数多くの作品を執筆していた。



ただ、やりたいことを好きなようにやっていただけだった。





【手に取れば、どんな芸術も自分のものとして表現してしまう才能】


それが俺には備わっていた。




だから俺は全て(芸術)を習い尽くした。




ただただ、楽しかったあの頃。







.........それが、姉弟達を傷つけていたとはつゆ知らず。








(なまえ)
あなた
彰人!今度俺の会見があるんだが、よかったら見にこなi
東雲彰人
東雲彰人
ハッ!んだよ、俺相手に『俺は天才ですアピール」かよ兄貴。
(なまえ)
あなた
そんなこと、一言も_______
東雲彰人
東雲彰人
兄貴は!!!!!!
良いよな。自分の好きな小説書くだけじゃなくてやるとなす事全部お手のものだもんな!
(なまえ)
あなた
....彰人、






コンコン(ノック


(なまえ)
あなた
おい絵名、今何時だと思ってるんだ?
東雲絵名
東雲絵名
もうすぐ大会なの。邪魔しないで
(なまえ)
あなた
....自分の力量以上のことを無理してしようとするな。今日は大人しく寝ろ
訳(体を壊すと大変だから無理するな)
東雲絵名
東雲絵名
..うる....
(なまえ)
あなた
?
東雲絵名
東雲絵名
ッ、
東雲絵名
東雲絵名
!五月蝿い五月蝿い五月蝿い!!!!!!!
お兄ちゃんは良いじゃない。努力しなくたって簡単に賞を取れちゃうんだから!!
でも私は描いて描いて描くしかないの!!!!
東雲絵名
東雲絵名
もうほっといて!


バタンッ








ただただ楽しかった、文章を書くことが楽しかった、あの頃。





それはもう、今となっては大事な姉弟達を苦しませるだけの凶器と化してしまっていた。










だけど、ごめん。
彰人、絵名。







それでも俺は,大事な瞬間を綴っていきたいんだ。

大事なこの瞬間を忘れないように。



もう、2度と______________











『後悔しないように。』









名前 東雲あなた

東雲家長男
年齢 18歳(高校3年生)

[その他概要]
中学3年生にして小説家デビューを果たし、その後16歳にて新人賞受賞。
他,賞を総なめにしてきた。
常に自分と比較されている兄弟達に負い目を感じている

隠れシスブラコン
ツンデレ気味



(なまえ)
あなた
絵名、彰人、
......お前ら、明日は空けとけよ
東雲彰人
東雲彰人
なんでだよ。
東雲絵名
東雲絵名
そうよ、私にだって予定ってもんがあるの。そんなこと急に言われたって...
(なまえ)
あなた
......明日は気分転換にでも外で、お前らのそれぞれの特訓でもしてやる。
2人
ハァァァァァ???
東雲絵名
東雲絵名
もう本当やってらんない!
明日、私用あるから!!!
東雲彰人
東雲彰人
俺も兄貴にわざわざつけてもらう特訓なんてない。
俺らを馬鹿にするのも大概にしろよな



バタンッ!!!!





(なまえ)
あなた
.......
お父さん
....お前は俺に似たんだな。
(なまえ)
あなた
.....うっさい←ただ弟妹と一緒に出かけたかった人


※口下手にも程があるだろ←

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