「これよろしくね〜」
「用事があってさ。お願いね?」
頼られてるんだって思って。
みんなの役に立ててるのかなって、嬉しくて。
でも、みちゃったんだ。
友達のスマホ。
画面には私抜きのクラスチャット。そこには…
佐藤って便利だよねw
そうそう。めんどいのとか
嬉しそうに代わってくれるしw
パシリにしても気づかなかったよwウケる
こっちとしては便利な人形でしかないのに、
友達と思ってるぽいよ、しんど。
…え なにこれ。私が道具って。
翌日クラスメイトに聞いてみた。
私ってパシリじゃないよね。友達だよね?
私抜きのクラスチャットで言ってたのは
嘘だよね…?
「あーあ、バレちゃったぁ
せっかく便利だったのに。
友達なわけないじゃん?キモイのに。」
話せてるだけ、ありがたいと思えよ、パシリ。
そんなことを言われてからは、
クラスの人に避けられたり、嘲笑われたりされた。
ずっとずーーっと。
あの日に、
転勤で遠くに行く。
そう母から言われた時ほっとした。
また、最初からやり直せる。
次は、友達が出来たらいいな。
嫌われないといいな。
…あの子が、ここに来ないといいな。
アンケート
夢主ちゃんとかのアイコンつけた方がいい?
つけて!
83%
つけなくてもいい!
17%
投票数: 52票
アンケート
主はタメ口で話してもいい?
もちのろん いいよ!
98%
は?ダメですが。
2%
投票数: 50票












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!