疲れた
もう無理
働きたくない
会社辞めてやろうかな
なーにが
じゃ
ちゃんと私に許可を取れ、許可を
仕事より合コンを優先させんな
定時でそそくさと帰りやがって
しばいてやろうか
上司も脂ギッシュなDBばっかだしさ
常にハンカチ顔に当ててるの何?
タイミングを考えろ
きったね
帰り道に会社に対する愚痴を心の中でぶちまけていると
いつの間にか(いつも私の心の安寧を保ってくれる、安心と信頼と信用しかない𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬な)家に着いていた
らー
足元から声がした気がして下を見ると
段ボールが置かれていた
恐る恐る開けてみると
謎の青い生き物?がいました
え、何これ?生き物?動物?
生きてるし生き物、ではあるよね?多分
しゃべっ…喋ってるけども、
こんな動物?見たことないんだけど
あ、そうかこれはきっとおもちゃだ
最近のおもちゃは何か色々と凄いしね
ってそんなわけないじゃん
私が首を傾げると、この子?も一緒に首を傾げる
なにこれかわいい
ダメ元で聞いてみる
うん、知ってた
え、どうするべき?
流石に未知の生物?すぎて飼うのはムリじゃない?
言葉が通じているのか首をブンブンと横に振っている
…さっぱり分かんない
適当な場所言っていくか
ハズレ
もっとハズレ
保健所よりはマシらしい
でもハズレ
正解らしい
キラキラした目でこっちを見てくる
よし、飼おう(チョロい)
段ボールごと抱きかかえて家の中に入る
やっぱりかわいいな
名前について聞くと段ボールの中で飛び跳ね始めた
んん…?
よく見たら足元に小さな紙がある
紙を取って開いてみる
何その顔
どういう感情?
まぁ、いいか
確か佐藤って名字日本で一番多いらしいね
ていうか家の子になったんだし、あれ言わないと
らっだぁは嬉しそうに段ボールから飛び出して体当たりっぽいものをしてきた















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。