最悪な目覚まし時計で俺は目を覚ました
放心状態で天井を見つめる
いつもの見知った天井ではなく 、安心感を覚えることは無い
何をする気にもなれないまま 、俺はベッドに座り込み 、目頭を抑える
ぼうっとする頭で 、昨日のことを思い出す
モノテルテル
無期限の学園生活
___ コロシアイ
色々と思考を巡らせているうちに 、かなりの時間が経った
若干の頭痛を感じながら 、俺はふらふらとした動きで洗面台へと向かい 、顔を洗った
水が頬を滴る
このまま涙を流しても誰にも気づかれなさそうだった
顔はやつれ 、視線は前を向いているか怪しかった
昨日のことが大分ショックの様だった
俺は頬を数回叩き 、気分を切り替えた
あんな物騒な事は言われたが 、殺人が起きたわけじゃない
案外 、ここでずっと平和に 、楽しく過ごすのかもしれない
そう思うと少し気分が楽になった
俺はネクタイを締め直し 、ドアノブに手を置いた
慣れない手つきで手首と共にドアノブを捻り 、自らの方へと引っ張った
廊下が見える
相変わらずの趣味の悪い廊下と ……
俺の顔を覗き込むようにして 、江透さんはそう言った
ドアに付いているチャイムを押すつもりだったのか 、彼女の右腕は空中で静止していた
彼女は安心したかのような表情を見せた
思わず 、俺の頬も緩んだ
俺の呼び掛けに江透さんは小さく頷き 、くるりと体を回転させ廊下を歩いた
2人の足音が静かな廊下に響く
俺は欠伸を噛み締め 、彼女に着いて行くように歩を進めた
⟡ 食堂
アイリスさんはそう言い 、俺達に手を振った
俺も小さく手を振り返し 、俺の席と思われる場所に座る
食堂内は楽しげな声で溢れ 、昨日の辛気臭さは無くなっていた
まるで普通の学校生活のようであった
両手一杯にお皿を抱えた天童さんが 、こちらに駆け寄ってきた
朝飯だと思われる料理からは湯気が上がり 、白い幕を空中に漂らせている
彼女からお皿を受け取り 、自分の目の前に置く
どうやら朝飯はトーストの様だった
パンの表面に焦げ目がつき 、バターが蛍光灯の光を反射している
顔を上げると 、向かいに座っていた緑禰くんが身を乗り出して 、笑顔でトーストに指を指していた
心做しか 、冷泉くんと心澤くんの声が疲れているような気がした
厨房で何が起こったのか興味が出てきた
まぁ 、2人の反応を見る限りろくな事は起きていないのだろう
遠くの席からヤジが飛んできた
クロくんに関しては 、椅子の上に膝で立ち 、フォークでこちらを指している
あの4人の声が広い食堂内に良く響く
落ち着いて朝食を摂ることも出来ないのか
女子達の方を見てみると 、皆で固まって食べているみたいだった
皆が朝食を食べ終え 、食堂が静まり返った時 、煉兎志くんが口を開いた
水涼さんが強く立ち上がり 、ガタッ 、と音を立てて椅子が倒れた
彼女はそんな事はお構い無しと 、手を挙げながら自分の意見を話し始めた
白い歯を輝かせながら 、彼女は自信満々に話す
確かに 、探索はいいかもしれない
この広い学園じゃあ迷ってしまうこともあるだろうし 、彼女の言うとおり 、外に繋がる隠れた出口があるかもしれない
それでなくても 、なにか手がかりが …
俺も明戸梨さんの意見に賛成だ
人グループ3 、4人ぐらいが調度良いだろう
夢川くんは天童さんを力強く指さした
天童さんは 、懐から木の棒を自信満々に取り出し 、宝物を自慢するかのように俺達の前に並べた
流石超高校級のアシスタント 、とでも言おうか
常に準備万端 、という感じなのだろうか
彼女の提案に反対意見は出ず 、そのまま一人一人くじをひいて行った
⟡ Aグループ
新田 逢
煉兎志 叶人
江透 しえ
⟡ Bグループ
冷泉 霜華
緑禰 寝音
優川 声愛
⟡ Cグループ
アイリス ・ ヴァレンタイン
水涼 珠々音
天童 夏希
⟡ Dグループ
輪廻 志空
夢川 りんね
白雲 玲夜
⟡ Eグループ
明戸梨 颯芽
心澤 忠
継剥 真綿
⟡ Fグループ
古日向 陽毬
アイノア ・ マルディシオン ・ ルグブレ
クロ
↪︎ ᑎᗴ᙭T
どうチーム分けをしたら良いか分からずこうなりました … 👉👈
オススメのチーム分けの方法があったら教えて欲しいです … .ᐟ.ᐟ
それでは .ᐟ.ᐟ















































編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。