第16話

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2025/09/25 05:29 更新
演劇部は一気に緊張モードに突入した。
花憐がホワイトボードに「大会まであと30日」と大きく書き出す。
花憐
花憐
これから毎日練習だ。セリフも動きも全部完璧にする
花乃
花乃
はーい
白亜
白亜
え、ちょっと待って毎日!?
花憐
花憐
当然だろ。勝つぞ
部長の鬼のようなスケジュールに、
やる気のなかった美少女戦士たちも思わず背筋を伸ばす。
翠が途中で「ポケットにお菓子入れる練習もしていい?」と聞いて怒られ、
白亜はスカートで開脚して破りそうになり、
花乃はケープを踏んで3回転倒。
花憐
花憐
お前ら……大会までに死ぬなよ
花憐がため息をつきつつも、口元は楽しそうだった。
ある日、体育館の前に他校の演劇部がやってきた。
長身の男子が名乗る。
颯斗(他校の演劇部)
颯斗(他校の演劇部)
俺達は△△高校演劇部。お前らが話題の『美少女戦士』か
翠
え、見に来たの!?
颯斗(他校の演劇部)
颯斗(他校の演劇部)
噂は聞いた。あのマントさばきは本当に伝説級らしいな
花憐が無言でマントを翻すと、
相手チームが「おお……」とざわめく。
颯斗(他校の演劇部)
颯斗(他校の演劇部)
大会で会おうぜ。負けないからな
挑発して去っていくライバルたち。

部室に戻ると、白亜たちは一斉に叫んだ。
「「「絶対負けたくないーーー!!!」」」
花憐が満足げに笑った。
花憐
花憐
よし、今から延長練習だ
「「えええええええ!?」」

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