康二side
パシャ📷
慣れない生活に疲れてしまったのか
あなたの下の名前はソファーで寝てしまった。
俺はあなたの下の名前を持ち上げ、部屋へと向かった。
あなたの下の名前は異様に軽いように感じた。
部屋へついた
辺りを見回す
ラウの場所は何回か見たことあるが、あなたの下の名前の場所を見るのは始めてだった
あなたの下の名前の場所は淡泊で
ベットと棚と間接照明と勉強机は俺たちが先に買っておいたもの
棚の中に入ってる本は全部あなたの下の名前が持ってきたもの
すると、窓のカーテンの裏にある紙が目に入った。
好奇心で見てみると
満面の笑みでこちらを見るあなたの下の名前と若い男の人との写真だった。
おそらく、あなたの下の名前が前に言ってた「ショウ」という人物だろう。
俺はそう言いしゃがみこんであなたの下の名前の頭を撫でた。
そして静かに部屋を出た。
あなたの下の名前side
あれ、私、なんでここに?
確かご飯食べ終わって......
みんなと話してて........
まさか、私寝ちゃった?
運んできてもらってたら申し訳ないな......
私は寝ていたラウール君を起こさないように
静かに部屋から出た。
キッチンへ行き、コップに水を注ぐ
すると、階段から音がした。
だんだんと近づいてくる音
私はお父さんを思い出してしまった。
ガシャン
思わずコップを落としてしまった。
声の方を向くと、そこにいたのは康二にぃだった。
コップを急いで拾い、普通を演じる
私はコップを洗い、
康二兄さんは水を飲もうとコップを探していた。
無言、気まずい......
あ、そうだ!
康二にぃは笑っていたが
私には悲しそうに見えた
やばい、なんて話したらいいんだろう......
長い間人と話してなかったからわからない.....
フォローになること?
それとも、黙る?
あ~もうわかんない!
とにかく伝えたいこと伝えなきゃ!
そう言って精一杯笑って見せると
康二にぃは驚いた顔をした
そして、泣き始めてしまった
私は康二にぃをソファーに座らせ、ただ横で背中をさすった。
康二side
夜中、急に目が覚めて起き上がる
ふと、頬を触ると一部だけ濡れていた
あの夢を見たせいやな、(笑)
あなたの下の名前との会話
当時の考えで言うなら、あなたの下の名前との何気ない会話
今となっては俺の宝物のようだった。
あなたの下の名前、いつかあの日みたいに、あのショウという人に向けていた笑顔みたいに
そんなことを考えながら、水を飲むため下へと降りると
あなたの下の名前がたっていた。
ガシャン
あなたの下の名前はコップを落としてしまった
あなたの下の名前はなぜか怖がりながらこちらを向いた。
そう言って少し笑うあなたの下の名前は
俺には演技に見えた
あなたの下の名前に対して疑問を抱きながら自分のコップを探していると
あなたの下の名前が話しかけてくれた
みんなからしたら何気ない会話だと思うけど
俺には心に大きな剣を突き刺されたような思いだった。
あなたの下の名前が喜ぶから、なんて
覚えてへんか.....(笑)
そういうあなたの下の名前は薄くしか笑っていなかった。
また沈黙が流れる
速く飲んで部屋に戻るか悩んでいると、あなたの下の名前がこちらに向き直った
そういうあなたの下の名前は俺には小さなころのあなたの下の名前に見えて
嬉しいのに
苦しかった
あぁ、これで、記憶がなくなってなければ
極力考えていなかったことが頭に残る
俺はついに泣き出してしまった。
俺はソファーであなたの下の名前に背中をさすられながら泣き続けた





















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。