第22話

16.康二
220
2025/05/25 09:10 更新



康二side


康二
康二
あなたの下の名前!こっち向いて!
(なまえ)
あなた
え?





パシャ📷




康二
康二
うん!めっちゃかわいいで!
(なまえ)
あなた
不意打ちはずるい......////
(なまえ)
あなた
消して~!
康二
康二
え~いやや!これは俺の宝物や!
(なまえ)
あなた
そんなぁ......
ラウール
ラウール
康二兄ちゃん後でそれ送って!
翔太
翔太
俺にも!
康二
康二
い~やや~!これは俺だけの特権や!
翔太
翔太
눈_눈
ラウール
ラウール
눈_눈
涼太
涼太
デジャヴ?(笑)
(なまえ)
あなた
ふぁ~.....





慣れない生活に疲れてしまったのか






あなたの下の名前はソファーで寝てしまった。




康二
康二
あれ、あなたの下の名前?
(なまえ)
あなた
ん~....
康二
康二
あ、寝ちゃったか
康二
康二
大にぃ大にぃ!
大介
大介
にゃ?どうされた?
康二
康二
あなたの下の名前、寝ちゃったから俺おぶってくわ
大介
大介
え!だめ!俺が行く!
辰哉
辰哉
なになに何の話~?
康二
康二
しっ!あなたの下の名前が起きてまうやろ!
大介
大介
ん~......わかった!康二、お願いね!
康二
康二
おう!





俺はあなたの下の名前を持ち上げ、部屋へと向かった。






あなたの下の名前は異様に軽いように感じた。






部屋へついた




康二
康二
ごめんな、あなたの下の名前、ラウ、入るで~





辺りを見回す






ラウの場所は何回か見たことあるが、あなたの下の名前の場所を見るのは始めてだった






あなたの下の名前の場所は淡泊で






ベットと棚と間接照明と勉強机は俺たちが先に買っておいたもの






棚の中に入ってる本は全部あなたの下の名前が持ってきたもの






すると、窓のカーテンの裏にある紙が目に入った。






好奇心で見てみると




康二
康二
ッ......





満面の笑みでこちらを見るあなたの下の名前と若い男の人との写真だった。






おそらく、あなたの下の名前が前に言ってた「ショウ」という人物だろう。




康二
康二
あなたの下の名前、こんな顔するんやな、
康二
康二
今度は、俺たちに見せてや、(笑)





俺はそう言いしゃがみこんであなたの下の名前の頭を撫でた。






そして静かに部屋を出た。




(なまえ)
あなた
ふふふっ(笑)
(なまえ)
あなた
あははっ(笑)
康二
康二
あなたの下の名前ー!
(なまえ)
あなた
ん!なぁに?
康二
康二
何見てるん?
(なまえ)
あなた
今ねぇお笑い見てた!
康二
康二
そうなん!
(なまえ)
あなた
あなたの下の名前ね!なんやねんとかちゃうわとか大好き!
康二
康二
あなたの下の名前は関西弁が好きなの?
(なまえ)
あなた
うん!しゅき~!
康二
康二
へ~!いいこと聞いたな~!
康二
康二
じゃあ、お兄ちゃん今日から関西弁で話す!
(なまえ)
あなた
本当!
康二
康二
本当!
(なまえ)
あなた
やった~!





あなたの下の名前side




(なまえ)
あなた
んっ.....ん~......





あれ、私、なんでここに?






確かご飯食べ終わって......






みんなと話してて........






まさか、私寝ちゃった?






運んできてもらってたら申し訳ないな......




(なまえ)
あなた
喉乾いたな......





私は寝ていたラウール君を起こさないように






静かに部屋から出た。









キッチンへ行き、コップに水を注ぐ






すると、階段から音がした。






だんだんと近づいてくる音






私はお父さんを思い出してしまった。




???
あなたの下の名前?
(なまえ)
あなた
ひっ!





ガシャン






思わずコップを落としてしまった。






声の方を向くと、そこにいたのは康二にぃだった。




康二
康二
あっびっくりさせてしもた?
(なまえ)
あなた
あ、いや、大丈夫......





コップを急いで拾い、普通を演じる




康二
康二
そうか?......
(なまえ)
あなた
うん、大丈夫。
康二
康二
......





私はコップを洗い、






康二兄さんは水を飲もうとコップを探していた。






無言、気まずい......






あ、そうだ!




(なまえ)
あなた
なんで、康二にぃは関西弁なの?
康二
康二
俺?そうやな~....





康二にぃは笑っていたが






私には悲しそうに見えた




康二
康二
なんでやろ、忘れてしもたわ.....(笑)
(なまえ)
あなた
.....そっか.....





やばい、なんて話したらいいんだろう......






長い間人と話してなかったからわからない.....






フォローになること?






それとも、黙る?






あ~もうわかんない!






とにかく伝えたいこと伝えなきゃ!




(なまえ)
あなた
私、康二にぃの関西弁大好きです!





そう言って精一杯笑って見せると






康二にぃは驚いた顔をした






そして、泣き始めてしまった




(なまえ)
あなた
え!え!ちょ、康二にぃ?!
康二
康二
グスッ....うっ.....





私は康二にぃをソファーに座らせ、ただ横で背中をさすった。







康二side




夜中、急に目が覚めて起き上がる






ふと、頬を触ると一部だけ濡れていた






あの夢を見たせいやな、(笑)






あなたの下の名前との会話






当時の考えで言うなら、あなたの下の名前との何気ない会話






今となっては俺の宝物のようだった。






あなたの下の名前、いつかあの日みたいに、あのショウという人に向けていた笑顔みたいに




康二
康二
笑ってくれるかな、





そんなことを考えながら、水を飲むため下へと降りると






あなたの下の名前がたっていた。




康二
康二
あなたの下の名前?
(なまえ)
あなた
ひっ!





ガシャン






あなたの下の名前はコップを落としてしまった






あなたの下の名前はなぜか怖がりながらこちらを向いた。




康二
康二
あっびっくりさせてしもた?
(なまえ)
あなた
あ、いや、大丈夫......





そう言って少し笑うあなたの下の名前は






俺には演技に見えた




康二
康二
そうか?......
(なまえ)
あなた
うん、大丈夫。
康二
康二
......





あなたの下の名前に対して疑問を抱きながら自分のコップを探していると






あなたの下の名前が話しかけてくれた




(なまえ)
あなた
なんで、康二にぃは関西弁なの?
康二
康二
俺?そうやな~....





みんなからしたら何気ない会話だと思うけど






俺には心に大きな剣を突き刺されたような思いだった。






あなたの下の名前が喜ぶから、なんて






覚えてへんか.....(笑)




康二
康二
なんでやろ、忘れてしもたわ.....(笑)
(なまえ)
あなた
.....そっか.....





そういうあなたの下の名前は薄くしか笑っていなかった。






また沈黙が流れる






速く飲んで部屋に戻るか悩んでいると、あなたの下の名前がこちらに向き直った




(なまえ)
あなた
私、康二にぃの関西弁大好き!
康二
康二





そういうあなたの下の名前は俺には小さなころのあなたの下の名前に見えて




(なまえ)
あなた
康二にぃ大好き!





嬉しいのに






苦しかった






あぁ、これで、記憶がなくなってなければ






極力考えていなかったことが頭に残る






俺はついに泣き出してしまった。




(なまえ)
あなた
え!え!ちょ、康二にぃ?!
康二
康二
グスッ....うっ.....





俺はソファーであなたの下の名前に背中をさすられながら泣き続けた




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