荷造りをいそいそとし始め、10分位でまとめ終わった
カラーン バタッ
『行ってきます』も言わず、家を出た。
荷造りの途中で奪い返した
青い監獄からの紙をじっくり見て
プロジェクトは2週間後ということが分かった。
私は小学3年生の時からこの家を出ると決意してて、貯金はそこそこある
多分お金に困ることは無いから2週間くらい
大丈夫。
あのクソ親のせいで
男の子らしいものは制限され、メイクは社会人になってからでいいと禁止されていた。
よく見るサッカーボールを買い、毎日こっそり練習していた河川敷で1人サッカーをする。
今は11時、一回も行ったことがない時間帯だ
河川敷に到着、誰かがいるのか確認してみる
体育でサッカーの練習があったとき、
サッカー部の男子を骨抜きにした経験がある。
そう言ってスマホを差し出した
名前を呼ばれたのなんていつぶりだろうか。
私は少し驚いてしまって、向こうも『??』という顔をしていた












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!