瑞稀「あなた!」
『瑞稀!来てくれたの?? 』
瑞稀「当たり前じゃん、泣かせやがって」
『え、瑞稀泣いたの!?』
瑞稀「ばか、めっちゃ泣いたわ」
『はは、よかった~笑』
瑞稀「それで、どうしたの?」
『これ…はい』
瑞稀「え、なにこれ」
『喜んでくれると嬉しいな、』
そこには、香水が入ってた
『それね、大切な人に渡すといい事があるんだって。私もその香水使ってるからさ、いいなぁって思って…』
瑞稀「めっちゃ嬉しい…まじでありがとう!」
『喜んでくれて嬉しい!笑』
俺はあなたにとって大切な人
俺にとってもあなたは大切な人
よし。
瑞稀「あなた」
『ん?』
瑞稀「俺にとってもあなたは大切な人だよ」
『うん』
瑞稀「そして、守りたいひと」
『うん、』
瑞稀「そしてずっと一緒にいたい人」
瑞稀「そして…」
瑞稀「 世界でいちばん大好きな人。」
瑞稀「あなた、」
『 はい、』
瑞稀「 好きです。
僕と付き合ってください。 」
やっと、自分の気持ちを言葉で言えた
そんな成長した自分を褒めてやりたい
『 私も好き、大好き、!
こちらこそよろしくお願いします 』
瑞稀「 まじ!?やったぁ!!!!!」
橋本「 瑞稀おめでとう!!!!」
作間「 あなたもおめでとう!!!」
瑞稀「え!?お前ら見てたの!?」
猪狩「ずーとみてたんだよ!」
『え、恥ずかしいよ…笑』
高橋「いやぁ、やっとでしたな!」
作間「ほんとにやっと」
橋本「ちゃんとお互い大切にするんだよ?」
『はい、!』
瑞稀「うん!」
俺らは、この日から交際が始まった____
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!