第17話

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1,207
2024/02/25 07:00



無事に薬、水やらゼリーやら水を買って店を出た直ぐに薬を飲んで安心していると







「ちょっと、、あなた。」





「?はい。」




「あーやっぱりウォンビンと仲良いスタッフさんですよねㅎㅎ」



「あ、この前の」




「そうです!ウォンビン手紙渡してくれましたか?」




「それは、私にはよく分かりません。」






「えー。あっそういえばウォンビンと付き合ってるんでしたっけ?この前忠告したのに、、ㅎㅎ」






「付き合ってないです」




「そんなの信じれると思います?」

「え?、、とりあえず私熱があるので帰らせてください」






私が家に帰る時も話しかけながら着いてくるこの人。







正直熱は下がってきた気がするから、スマホで連絡できる人に連絡する。
もしもの時のために、、










「あの!着いてこないでください!」



「あれ?元気ですねㅋㅋㅋ」







「何がしたいんですか」



「私は事実が知りたいだけですよ?」



「私にとってはそんなことどうでもいいんです。帰らせてください。」





また歩き出そうとすると、手首を掴まれる。




やばい。




まだ熱はあるから力が入り切らず同性相手にも振り払えない自分に嫌気がさす。





「やめて、、


















あなたさんが高熱、、



という言葉が頭をぐるぐる回りながら仕事をしていると






スミン「あなたさんが!」














スミン「ウォンビンさん、、あなたさんから"たすけて"って」


「たすけて、、スミンさん。大丈夫です。俺がいってきます。」





スミン「まって!どこにいるか分かるんですか!?」





「わかります!」



遅くまで続いていた撮影



今の時間は10時30分


たすけて、、



絶対にやばい











あなたさんの家に着いた。

熱があるから家にいるはずなのに、ドアを叩いても全然家から出てこない。




ここにはいない。



家の周りを探していると








公園のベンチでうずくまったあなたさんがいた。







「あなたさん!!」





俺が名前を呼ぶと泣きそうになるあなたさん。



立ち上がって俺を待ってるみたい。

いいのかな。俺が今あなたさんのところに行っても






あなた「ウォンビンさん


小さく聞こえた声に勇気づけられて



泣きそうなあなたさんを思い切り抱きしめた。





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