小説更新時間: 2025/04/16 11:22
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遥か彼方の向日葵畑【mmmr】

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- あの日の答え合わせ
知らない温かな空気、見慣れないログハウスの部屋、触ったこともない毛布。
酸素が体内に吸い込まれて、ハッと目が覚めた。体中を、一気に血が駆け抜ける。
腕の所々、頭を包帯で巻かれていることが、段々復活してきた感触で分かった。
ここは何処だろう。帰らねばならない。好奇心よりその意識だけが先行する。
焦燥感で心が一杯だったその時。
『 目が覚めた? 』
戸の開く音がした。どこか見覚えのある声と姿。少女がそこに、居た。
幼く、身長の低い彼女。吸い込まれそうなほど赤い瞳がこちらを向いている。
私は少女に問う。私はどこにいたのだ、ここはなんなのか。
ここから帰る方法は、そもそも貴方は誰なんだ_______
質問をまくしたて、錯乱した私はベッドから降り少女に詰め寄る。
目の前の花のつぼみは首を傾げ、困ったような顔で私に問い返した。
『 …よくわからないけど、どうして君はそんなにボロボロの状態で倒れてたの? 』
私は自分の姿を今一度確認する。体のあちこちに包帯が巻かれ、治療された跡…
そして、包帯やら消毒液からはみ出した傷口に蛆の死骸と、生々しい血痕。
全身、私は痣だらけだった。
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果たして、この世界は現実なのか、夢なのか。記憶を失った私と、不思議な少女が織りなす物語は、彼方の向日葵畑へと続いていく。
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・こちらの小説は二次創作です。ご本人様との関係は一切ございません。
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全4話
13,519文字










