side:❤️
参考:ロックオン feat. はしメロ, 巡巡
うる星やつら
⚠︎:こさめ愛され
ラム的存在:🩵
諸星的存在:❤️ ※ かと言って女好きではない
その他の名前のある奴ら的存在:💜🩷💛💚
※ 面堂的存在💜は親友設定
※ 🩷以外そこまで❤️を敵視してない
※ 本家は諸星を敵視しすぎているが
そこまで敵視していない
⚠︎:うる星やつらとは違い最後はちゃんと結ばれる
朝、俺はいつものように学校へ登校する
こいつは雨乃こさめ
いつも俺の周りをうろちょろしていて、うざい
こいつは小紫いるま
俺の昔からの親友だ
そう言って俺はいるまと肩を並べて歩く
と言ってもまぁ、いるまの身長は小さいのだが(
こさめは後ろで頬を膨らませている
ちょっとかわ…いいなんて思ってねぇからな!
2人で会話していると、こさめが追いついたのか飛びついてきた
そう言ってくるこさめに、キュンときたとか嘘だと思いたい
そう言ってこさめを俺からベリッと剥がし、こさめの肩を揺さぶるこいつら桃井らん
重度のこさめオタク…なはず、多分
らんは恨めしそうな目を俺に向ける
変われるもんなら変わってやりてぇよ!
そう言って俺の肩からひょこっと顔を出したのは緑川すち
走ってきたからか、息が上がっているこの王子みたいな声のやつは王金みこと
すちはマイクを持つ仕草をし、腕をグイッと俺の口元に寄せた
しゅん、とするこさめ
俺の罪悪感、と言う心が揺さぶられる
俺は焦りを隠すようにいるまの手をとって、教室へと向かった
教室について、席に座るといるまがそんなことを聞いてきた
少し、少しだけモヤッとしたのは多分気のせい
その日の放課後、いるまはこさめにアタックしに行っていた
そう言ってニヤリと微笑むいるま
目の前でされている身にもなれよ…
こさめが了承すると思っていなかった俺は、何故か少しダメージを受けた
いるまは、どこか勝ち誇ったような笑みを浮かべて、
こさめと2人でどこかに行ってしまった
別にこさめなんて好きじゃねぇ
別に…、
後ろからドンッという衝撃と共にやってきたのはすち
びっくりするからやめてくれ…
俺が首を回して後を振り向くと、みことがいた
みことはうんうん、と首を勢いよく縦に振る
教室のドアに格好つけて立っていたのはらん
ダサいからやめといた方がいいぞ
らんのその一言に、少し心が押し出されたような感覚
そう言って、俺は教室を飛び出した
なつが教室を飛び出して行った後
らんは窓枠に腕を掛け、窓の外を見る
3人は誰もいない、夕焼けの光が差し込む教室で乾いた笑みを溢した
外では、カラスが寂しく鳴いていた
俺は走って、走って、足が千切れるくらい走った
そうしてこさめを見つけると無意識に叫んでいた
こさめは後ろを振り返ってくれた
いるまは手を振って、そのまま帰ってしまった
そして、こさめは俺の方へと振り返る
いざこさめを目の前にすると言葉が出てこない
こさめが俺を呼んだと思ったら、こさめの顔面が俺の目の前にあって
ちゅっというリップ音と共に唇には柔らかいモノが当たってて
キスされた、と気づくのに数秒かかった
自分でもわかるくらい、今俺は絶対顔が真っ赤だ
こさめがそのセリフと共に、真っ直ぐな目で見るから自然と目を逸らしてしまう
こさめが俺のことを彼女、なんて言うから逸らしていた目をこさめに向けたら
また、唇と唇が重なり合う
さっきよりもずっと、ずっと長く
幸いここは人通りの少ない道路だったため、助かった
ふはっ、と笑うこさめ
悔しい
次の日、いつも通りに登校した
いつも通り、ギュッとバックハグされる
こさめのバックハグと共に、すちがこさめを質問を投げかけた
なんだよこさめ氏って
そう言ってらんは漫画にあるような落ち込み方をした
みことが満面の笑みでサラッと泣かせるなよ発言をする
魂を貰っていくねってことは俺殺されるってこと?
いるまの顔は気味が悪いほどニヤけていた
あからさまに驚くこさめ
もしかしてお前…
2人はその場で爆笑していた
ちなみに昨日も爆笑したとのこと
よし殺すか
何を?と言う前に、こさめは俺に軽くキスをして
驚いている俺を横に、こさめはくるっと振り返り言った
と、すちはらんの方を向くが
らんはいじけていた
みことはどこから出したのか、クラッカーをパァンとやっていた
どこから出したん?
いるまは目を丸くしていた
こさめはふふん、と威張るような体制
俺は真逆でぺたんと顔を真っ赤にして地面に座り込んむ
そう言って呟いた小さな言葉は、風によって掻き消されてしまった
_______ 格好つけて隠したってバレてたから【 🩵 × ❤️ 】
ジャンル:青春・学園
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!