ㅤㅤ メガネを掛けた少年が、真澄先輩に
ㅤㅤ そう尋ねた。それに対し、先輩は
ㅤㅤ なんて提案すれば、子供達から
ㅤㅤ 「この女ができんのかよ」といった
ㅤㅤ 数々の野次を飛ばされる。
ㅤㅤ そんな時、1人の少年が声を上げた。
ㅤㅤ …… 四季くん。
ㅤㅤ 第1印象は、
ㅤㅤ ヒーローみたいにカッコいい子。
ㅤㅤ そして、あなたの一人称の考えを見通してる子。
ㅤㅤ まるで、大嫌いなアイツの
ㅤㅤ 小さい頃の様子をリアルタイムで見てるみたい。
ㅤㅤ 第1印象の大半を 怖い で占める
ㅤㅤ 真澄先輩と淡々と話しているからか、
ㅤㅤ 無蛇野先輩の生徒らが不思議そうな
ㅤㅤ 表情を浮かべてくる。
ㅤㅤ 否、違う。真澄先輩は関係無く、
ㅤㅤ 自己紹介をしていないからかもしれない。
ㅤㅤ そう言えば、誰もが驚いた表情をする。
ㅤㅤ 「コイツが元戦闘部隊!?」といった顔。
ㅤㅤ 「え、ごめん?」と、可愛らしく言う彼に
ㅤㅤ どうしてもアイツを重ねてしまう。
ㅤㅤ
ㅤㅤ なんて考えるには時間が足りなかった。
ㅤㅤ 四季くんに続き、矢颪くん、遊摺部くん、
ㅤㅤ 手術岾くん、漣水ちゃん、屏風ヶ浦ちゃん。
ㅤㅤ ここには居ないけど、皇后崎くん。
ㅤㅤ 軽い自己紹介をしてもらった。
ㅤㅤ どうやら、無蛇野先輩の生徒らは
ㅤㅤ 個性的な一方で、重い何かを抱えているようだ。
ㅤㅤ なんとなく、それを感じる。
ㅤㅤ きっと 長年の勘、と言うやつだろう。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。