ある日の昼〜
LANside
今は暇なので日輪刀の手入れをしてる!
自分を守る、みんなを守るために必要だからね!
日輪刀を手入れしてると毎回思い出す。
間に合わなかった人の叫び声、助けを求める声……
俺は鬼殺隊最強なのに………
柱なのに助けれなかった…
俺が弱いから……もっともっと強かったら……
俺が…俺が……___
ピーンポーン
いるま達の気配するな……なんだろ…
ガチャ
やっぱり……そこには、元メンバーが全員居た。
ねぇ、何で来たの?もう、俺は鬼殺隊に集中するって決めたから…
そう思いながら家の中に入れた。
嘘……みこと達を十二鬼月から逃げれるようにしたのは俺だ。
けど…俺はそれを感謝される程の人間ではない。
だって…………それが今の俺の仕事だから。
いいんだ。このまま知らないふりをすれば……
鬼殺隊では、助けてもらった人が鬼殺隊に入ることよくあるから。
お前たちだけは、鬼殺隊という存在を、鬼という存在をしらないままでいて欲しい。
予定があるなんて嘘…。
みんなと居ると自分で決めたことがゆさぶられそうだから。
みんなが帰った。
みんながさっきまで居た場所には1つ小さめの紙袋が置かれていた。
見てみると、取っ手のところに、『らんらんへ』と書いてあった。
この文字はすちから??
俺は、ゆっくりと開けてみることにした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。