第27話

第二十六話 今年の目標
28
2026/01/05 15:30 更新
パト
新年あけましておめでとうございます
私の実の父であるパトがそう言うと、城にいた全ての者がお父様に頭を下げ、口を揃えて「新年あけましておめでとうございます」という。
もちろん私も例外ではない。

これは、新年を祝う城のお祭りとして、お父様の専属神と、そのお父様と専属神から産まれた私のような子供たち…そしてその子供たちの専属神が集まっている。
まあ、家族が集まっている、といえばわかりやすいかな。

皆椅子に座って超長テーブルの上に用意されたおせちやお雑煮の定番料理に加え、お寿司、しゃぶしゃぶ、天ぷらなどの豪華な食事に目が釘付けである。
パト
それでは、料理を楽しんでくれ!
お父様はそう言うと、酒が入ったグラスを手に持ちそれを掲げる。
私たちも同じように掲げる。
ちなみに私はまだりんごジュースだ。
パト
乾杯!
右隣に座るソルフィにグラスを当て、左隣とその左に座るお姉様二人にも乾杯をし、私はりんごジュースを飲む。
ソルフィ
何から食べようかな〜
心花
お寿司でしょ!たまごが美味いんだ!
ソルフィ
マグロとかじゃないの?
子供舌は前世から変わらないんだよねえ。

私はたまごを醤油に付け、口に入れる。
そのたまごの出汁は咀嚼した瞬間ジュワッと広がり、噛めば噛むほど美味しく感じる。醤油の香りが仄かに鼻を通っていき、お米はたまごの出汁とお米本来の甘さでとても美味しい。

たまごだけでこんなに食レポできるほど、帝国の料理は絶品である。
パト
食事をしながら、今年の目標を発表していこうと思うんだけど、どうだろう?
お父様が大きな声でそういう。
パト
もし言いたくなければ飛ばしてくれ。
ではまず僕から。僕は……
そういって目標をそれぞれ発表していく。

私は何を発表しようかな。
ベネディクト教の知名度アップや、自分の力を強くしたいのもそうだし、専属神も迎えるのもいいかもしれない。あ、あと勉強もしないと…我が愛しの月花様に怒られちゃう……
いろんな目標があるけど、どうしよ…

そう考えているうちに私の番が回ってきてしまった。
仙花
次は心花ちゃんです!
鳳花
ふんふん♬
マイクを受け取る。
心花
どうしよ…
ソルフィ
頑張れ!
とりあえず立って、マイクの音を音にして、軽く手のひらでトントンと叩く。あまり強く叩くと壊れるので要注意。
ちゃんと音が入っているのを確認して、私は声をマイクに通す。
心花
えっと…第十専属神四季月花の第三女、四季心花です。
私の今年の目標は…
うーん、いい言葉にまとめられそうにないし、全部言っちゃおうかな。
心花
ええと、主に3点あります。
まず1つ目は、私が創ったベネディクト教に関してです。私の加護を地球の全世界に広めるべく、宗教というコンテンツに着目し、始めた活動なのですが、今年で信者を増やし、私の加護を広めていき、地球をよりよくしていきたいです。
うん、いい感じ。
心花
えー…次に2つ目は、強くなることです。
専属神になりたい人を見つけ、専属神を増やすのもそうですし…あと、自らの力の強化、ですね。
実は私、世界持ちだということがつい最近判明したので、世界についてもっと知りたいです。その世界について知ったら、自分の能力に組み込んだり……なんかもしたいです。
ふぅ、と細く息を吐く。発表に少し疲れてきた。
心花
最後に3つ目は、勉強です。
私は勉強が苦手なので、ちゃんと1000点テストでも満点近く取れるように勉強の方も頑張っていきたいです。それに、私の能力は知識が必要な能力でもあるので、医学関係の知識を増やしたいです。
心花
これで終わります。
最後にお辞儀をすると拍手が起きる。
座ってソルフィにマイクを渡す。
心花
私、出来てた?
ソルフィ
うん、良かったよ
ソルフィがそういうならそうなのだろう。
ソルフィ
次は心花の専属神であるソルフィ・フォルトゥムが発表致します。
ソルフィの目標はどんなのだろう?
ソルフィ
私の目標は、四季心花の専属神として四季心花を支えていくことでございます。

そのため、先程四季心花の発表にございました、ベネディクト教の活動の一つであるアイドル活動を頑張っていきたいと考えております。オリジナル楽曲も完成し、今はダンスの振り付けや、歌の練習に励んでおりますが、中々上手くいきません。もっと精進し、役に立てるような専属神になりたいです。

また、強くなることも、我が主を支えられるのではと考えています。戦闘で危機的状況に陥った際、私が敵を倒せるようになりたいのです。最近でも似たようなことがあり、その際は私が足手まといになってしまいました。そのようなことになれば、専属神として失格です。

ですので、今年はアイドル活動と強くなることを目標に精進して参ります。

以上です。
なんか、すげー!

心做しか私の発表の時よりも大きな拍手が聞こえてくる気がするが、確かに凄すぎる。
ソルフィって何歳だっけ、と思ってしまうほどだ。
うーん…最近の若い子ってすごいわね。

あんなにカチカチな敬語とか、噛まないでハキハキと話せる度胸とか…まだ地球じゃ小学生なのに信じられない。すごい。
ソルフィはマイクを隣に渡して、席に座るとため息をする。
心花
凄かったよ!マジで!
ソルフィ
そうかな?えへへ、照れるなぁ
これは普通のソルフィなんだけどなぁ。
さっきのはカッコよかった。
心花
やっぱり頭がいい人と私って違うのかな?
…何がいけないんだろ。
日頃の行いしか思い当たらない。
心花
まあ、今年はちゃーんと勉強もしていかなくちゃね。
ソルフィ
でも、頑張りすぎるのもダメだよ
心花
なんて優しいのこの子は!?
毎日1時間でもいい?
ソルフィ
ううん。8時間くらいはしなきゃ。
笑顔でそう言ってくるソルフィ。
心花
えー!
ソルフィ
というか、地球のゲームっていうのを帝国でやってるせいでしょ。私が預かっておこうか?
心花
え!?ダメ!ダメだよ!
心花
アレには私の命が宿ってて……!!
ソルフィ
そんなわけないでしょ。没収ね
心花
;꒳;
ソルフィのことが嫌いになりそうだったが、それを堪えて「自分が悪いんだ」と言い聞かせる。

そう、ソルフィは私のために言ってくれているんだ。
悪いのは頭の悪い自分と、勉強をしない自分だ。

うん、そうだね。
心花
今年もよろしくね、ソルフィ
ソルフィ
うん!頑張ろうね!











〜雑談〜
るな
るな
新年あけましておめでとうございます!
ソルフィ
おめでとー
月花
あけおめー
るな
るな
今回は今年の目標を言う回なのですが、なんと言っても見所はたまごの食レポシーンですよね
月花
何言ってんのよ
るな
るな
実は作者が実際に食べた食レポですし、お寿司
ソルフィ
それが言いたかっただけなんだね……
るな
るな
はい、そうです
るな
るな
私の今年の目標はこちら↓
(天の声さんにまとめていただきますぜ)

《小説に関して》
・今年中にこの物語を完結させる
・立ち絵全員分←キツイかも?

《日常に関して》
・ちゃんと勉強する(英検二級受かるようにする)
・メンタルケアする(ちゃんと寝るなんかもそう)
・人生楽しむ
・生きる
月花
生きる……?この作品が?
るな
るな
いえ、私の命が
月花
……
ソルフィ
まあ作品の完結無理そうだけどね
るな
るな
だよね
だって終わり方考えてないもん
最悪打ち切りになる
月花
いや!そんな小説はいや!
るな
るな
だよねー私もそう
るな
るな
あと立ち絵は…根性ですね

今年受験という訳ではないんですが、受験勉強もちょくちょく初めて、良い大学いきたいんですよね
ソルフィ
理系なんでしょ?
るな
るな
いえす
るな
るな
小説書いてるのにね
月花
まあ、得意科目あれだから
美術と数学だから(国語は模試だと一番偏差値高い)
るな
るな
美術はオール5だよ
中1と中2の先生は最悪で4だったけど、中3からずっとオール5

数学はこの間評定(5段階で)5だった
るな
るな
まあもちろん東大様は無理なんですけど、Marchだとか呼ばれてるところとか、それより上に…いや、いつか特定されそうなのでぼかしますけどとにかく頑張ります🔥
るな
るな
ではもう3000文字いっちゃったのでバイバーイ!
月花
ことよろ!
ソルフィ
ことよろ〜!

プリ小説オーディオドラマ