第27話

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2025/08/19 00:14 更新
弦巻「大丈夫ですか
   ちょっときつく締めますね」

弦巻が患者の足の固定を強めようとすると、右足にチアノーゼを見つけた。

弦巻「チアノーゼ…

ミン「比奈先生…?」

弦巻「分かってます」

タグを見ると先程 神野が書いたクラッシュ症候群に関する注意があった。

弦巻「クラッシュ症候群…」

足立「どうかしたんですか…?」

弦巻「…ううん、大丈夫です」
  「お願いします
   至急病院で精密検査をしてください」

神野が運ばれる足立を見て何かに気づく。

神野「ちょっと待ってください!!」
  「すみません、ちょっと見ますね」
  「大丈夫?」

神野は足立の右足を触診する。

神野「夏梅さん、ミンさんERカー運びます
   緊急で処置の準備」

弦巻「え…」

神野「急いで」

蔵前・ミン「はい!」

神野「喜多見チーフ、クラッシュ症候群で
   すぐにオペします!」

喜多見「分かりました」

神野「こっちのストレッチャーに移します」
  「1.2.3」

弦巻「でも_」

足立「あの、どうかしたんですか」

神野「足立さんあのね、足が挟まれた状態から
   離されるとカリウムっていう物質が出て、
   それが身体に回って調子が悪くなっちゃう
   事があるんだよね。だけどちゃんと手当すれば
   大丈夫だから、安心して」

運びながら足立になるべく不安を与えないように神野が病状を説明する。

足立「私どうなるんですか…」

神野「ここでちょっとだけ手当てしてから
   病院に運ぶね」

喜多見「あなたの下の名前先生」
   「夏梅さん、中入ったらモニターつけて
    ミンさん、生理食塩水と乳酸リンゲル液
    それと重炭酸ナトリウムと
    グルコン酸カルシウム注射薬もあるだけ
    全部出して」

神野「徳丸君DCと蘇生セットの用意も
   冬木先生、処置する時軽く
   吸入麻酔かけてください」

徳丸・冬木「了解」

神野「TO1エアクリーン」

蔵前「オペ室運びますね」

弦巻「クラッシュ症候群だと判断するのは
   危険じゃないでしょうか。見当違いだったら
   どうするんですか?」

弦巻がオペの準備をする神野と喜多見にそう訴える。

弦巻「仮にクラッシュ症候群だとして、血液浄化療法を
   するには大量の透析液が必要になります。
   ここで行うなんて資材が足りません!」

喜多見「TO1オープン」

弦巻「患者さんの意識もはっきりしてますし、
   早く病院に運んだ方が
   いいんじゃないでしょうか」

神野「比奈先生、急いで」

そういって二人はオペ室へと入っていった。

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