佐野「 3人ともお疲れ !! 」
塩﨑「 かっこよかったぞ ~ !! 」
試合後のミ ~ ティングも終わり、今日は解散となった 。
会場を出ると扉の近くで待っていてくれた先輩3人 。
私たちの姿を捉えると、太智先輩は真っ先に柔太朗くん
と舜太くんの頭をワシャワシャと撫でた 。
吉田「 2人ともあなたから聞いた ?? 」
曽野「 聞いたで ~ !! ご飯やろ !!? 」
佐野「 3人は何の気分 ?? 」
「 私はなんでも ... 2人が食べたいところでいいよ 」
曽野「 俺ラ ~ メン食べたい !! 」
山中「 お、いいね ... 俺も食べたい 」
塩﨑「 じゃあ決定やな !! 今日は俺らが奢るで ~ !! 」
曽野「 え、だいちゃん奢ってくれるん !!? 」
塩﨑「 今日は俺ら太っ腹やで !! 」
吉田「 あはは ... 好きな物頼んでいいよ 」
曽野「 やった ~ !! はよ行こお腹空いた ~ !! 」
舜太くんの声でみんなで歩き出した 。
隣には友達から恋人の関係となった柔太朗くん 。
柔太朗くんはそっと手を差し伸べてくれた 。
山中「 行こ、あなたちゃん 」
「 手 ... いいの、?? 」
山中「 何言ってるの ... 俺ら付き合ったんだからいいに
決まってるよ 」
その言葉が聞こえたのか、地獄耳なのか ... 先に行って
いた4人の後ろを歩いていた仁人先輩が振り向いた 。
遠慮がちに手を差し伸べ、繋がれた手と私たちの顔を
交互に見て、仁人先輩は優しい顔を向けてくれた 。
吉田「 やっと付き合ったんだ 」
吉田「 おめでとう 」
立ち止まった仁人先輩に気づいたのか、後ろを振り
返った勇斗先輩と太智先輩も私たちの様子に気づく 。
塩﨑「 !!? 手繋いどる !! 」
佐野「 うぉ !! お前ら遂にか ~ !! 」
佐野「 幸せにしてやれよ ~ ?? 」
山中「 言われなくてよそのつもりだよ 」
塩﨑「 ふぅ ~ !! かっこええ ~ !! 」
佐野「 あなた、多分柔太朗の愛重めだからちゃんと
受け止めてやってね 笑 」
「 んふふっ、覚悟してます 笑 」
山中「 も ~ はやちゃん !! 」
前を見ればニコニコと見守ってくれる4人と、隣には優しく
笑いかけてくれる柔太朗くん 。
気づけば普通に繋がれていた手は恋人繋ぎへと変わって
いた 。
吉田「 ほら、舜太が腹減りすぎて限界来てるからお2人
さん早く来て 」
山中「 はいは ~ い 」
山中「 行こっかあなたちゃん 」
「 うんっ !! 」
どんな場面でも優しくしてくれて、どんなことにも
一生懸命な柔太朗くんといれば、
どんな辛いことも乗り越えていける、そう思えた 。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!