ポツポツ、 ザァーッザァーッ
昔のことを考えている間に雨が降ってきた
そういえば、朝天気予報でにわか雨って言ってたような...
家はもう近いから、雨宿りをするより走って家に帰った方が良いだろう。走り出そうとした、その時だった
に゛ゃぁっ...にぃ〜っ
路地の方から猫の声がする
か細くて、弱々しい声
いつもなら気にしないのに、なぜか今日は
導かれるように路地に足を踏み入れた
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ふにゃぁ...にゃぅ
奥まで進むと、少し汚れて横たわっている猫がいた
ぱちり と目が合うと
猫はヨロヨロしながら僕の足元まで来た
スリスリ
寝っ転がった猫が尻尾を僕の足に巻き付けてきた
これが噂のアニマルセラピー...
とゆうか、猫ってこんなに懐っこかったっけ?
てか雨降ってて寒いんですけど((
聞いた途端に震える動作をした猫
良く考えれば冬の雨に当たってたら誰でも寒い
僕の質問に元気よく答えた感じがしたけど、
猫は奥の方に行ってしまった。動物って難しい((
やっぱダメかな....
ん?なんか咥えて帰ってきた...
あれって...
ズルズル
引きずって持ってきたのはいふくんがよく着てるカーディガン。奥から持ってきたってことは...奥に...いる、、?
奥を覗くと、いふくんがいなくなった日に着ていた
服が散乱していた。
猫が今度はシャツを咥えて僕に渡してくる
...かわいい
しゃがんで腕を広げると胸元にダイブしてきた
かなりのアタック((
落ちているいふくんの物らしき服を拾い
家まで走って帰った













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!