え、、今、ユンギさんなんて言った、、?
ヒョンって呼べって言った?
交換条件ってそんなことでいいの?
いや聞き間違いだ。そんな、、わけ、、ない、、よ、、ね?
🐻「えーとごめんなさい、、もう一度言ってもらえませんか?」
🐱「聞こえなかったか?」
「俺の事をヒョンって呼べ」
うん。聞き間違いじゃなかった。
🐻「あ、、、はい」
🐱「はい。じゃなくて『ユンギヒョン♡』って呼んでみてくれ」
🐻「何ですかそのハート、、、」
🐱「お前がジョングクの名前を出すたびに語尾についているハートだよ『グク♡が…』とか『グク♡は…』
って言ってるぞ」
🐻「えっ嘘」
僕、こんなにグクの話にデレデレな話し方してたっけ…?
🐱「お前、ジョングクの嫁になるんだろ?なら俺はお前の義兄になるからな」
🐻「よっっ嫁?!?!?!」
🐱「あれ、違うか?嫁じゃなきゃ婿か?」
「でも俺としては嫁にきてほしいがな〜」
えっえっ?? 嫁? 嫁になるって何?!
何でそこまで話が進んでいるの?!
混乱する頭を落ち着かせ、、れるわけがない!!!
🐻「そっその!!嫁とかどうこう以前に付き合ってませんから!!!(今世紀最大の声量)
🐱「あっそう」
🐻「え、、、、え?」
🐱「まぁ何となく付き合ったら『ヒョン!!付き合えた!』ってうさぎのように飛び跳ねながら報告してくるから
報告してこないとなるとまだなんだな〜と」
ユンギさんにもうさぎと思われているのか、、お兄さんたちの前では末っ子モードなんだね…
てか僕と付き合えたらそんなに可愛く報告をしてくるの? ギャップの塊すぎる…
そんな事を考えているとユンギさんが質問をしてくる。
🐱「テヒョン。お前はジョングクが好きか?」
そう言われた時のユンギさんの顔は少し不安げな顔だった。
まるで弟を心配している兄の顔、家族を思う顔だった。
🐻「 …好きです」
🐱「そうか」
そして僕の言葉を聞いて少し安心した顔に変わった。
🐱「彼奴は可哀想なやつだ。愛されることはもちろん愛することを知らない。」
「だから彼奴をここまで振り回している奴はどんな奴か知りたかったんだ。」
🐻「 …可哀想な子」
🐱「だからもし、お前らが愛し合う関係になるなら全力で彼奴を愛してやってくれ。」
「裏社会の世界に関わるのは危なくなるが、そこら辺は俺と同僚たちが全力を尽くして守ってやる。だから、、
何だろうとても苦しそうに聞こえる。
そんな声色を聞いてこの思いを伝えなければいけないと思った。
🐻「ユンギさん、、いや。ユンギヒョン。」
「僕はグク、、ジョングクが好きです。人として」
🐱「ああ…」
🐻「優しいところも、少し強引なところも 僕に見せてくれるジョングクの全部に惹かれています。」
「だけどなかなか一歩踏み出せないのが僕の過去のトラウマでもあるのが裏社会という存在です。」
僕が“トラウマ“と言った瞬間、ユンギヒョンの顔が驚きに変わった。
心配してくれてるのかな?
ユンギヒョンは見かけによらず凄く情に厚い男なんだろうとやりとりをしていくうちに気づいた。
そしてそんな人が僕たちを守ってくれるって言ってくれた。
信じてもいいだろうか…
ピンポーン
その瞬間またインターホンが鳴った












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。