第33話

Mysterious-28
62
2025/10/08 03:11 更新
K
マジで連れてっただけかよ
.
だめでした、?
K
いーや全然
先ほど会ったあの男に会ったことがある気がする。
K
誰だっけな、
.
別に、何もないです
hsrb
何も無いって…そんなわけないでしょう
.
何もないんですってば、本当に
少し離れた所で尋問を受けるあなたの下の名前2(男)が大声をあげている。
akg
何も無いって言ってるしさぁ…やめたげなよぉ
hsrb
だって絶対に何か隠してますよ、あなたの下の名前2(男)さん
hsrb
それにあのお兄さんどこかで…
K
え、お前も?…あ、やべ
思わず声を上げてしまった。
.
兄がなんだって言うんですか?
見間違いかなにかですよ絶対
すると、キッ、とこちらを睨むと綺麗な顔を真っ赤にしてまくし立てた。
.
もうやめてっ!やめてよ、けんかしないで、
うるさい、こわい、やめてッ
キンキンと響くあなたの下の名前2(男)の声がトラウマをフラッシュバックさせたのか、その目に涙を溜めて叫んだ。
K
あなたの下の名前 苗字:密姫(みつき)、
.
やめる?なんで、お前のためじゃん!
お前のためを思ってんの、お前のためなの!
.
ちがう、ちがう!
それは自分のためだもの、私のためじゃない
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何が違うんだよ合ってるよ
お前には分かんないだろうよッ
hsrb
あなたの下の名前2(男)さん落ち着いて、
俺達が止めるのも聞かず、どんどんヒートアップするあなたの下の名前2(男)と、少し冷静になってきたのか、叫びながらもいつもよりもしっかりとした言葉を発するあなたの下の名前 苗字:密姫(みつき)。
.
ちがう、ずっと誰をみてるの?
私じゃない誰かを見てるよあなたの下の名前2(男)、
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煩いうるさいうるさいッ
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黙れ、黙れよ!
ずっと何も知らないお子様だったくせに、
桐璃さんのお陰でオトナになったらそれかよ
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何も知らないままでいればよかったのにな!
何かを知るってことは何かを失うんだよ
それも知らない、お前はまだ子供なんだよッ
.
なんで、なんでそんなこと、いうの、
.
わたし、私もう、あなたの下の名前2(男)の助けなんていらない
くらいになって、なった…
.
なってない、お前には分からない
もう自分でも何を言っているか分かってないんじゃないかと思う。
ずっと同じことを繰り返し叫んでいる。
懸命にあなたの下の名前2(男)の声を受け止めるあなたの下の名前 苗字:密姫(みつき)ももう限界を迎えそうだ。
.
あぁ、そうですね
あなた・・・にとってあなたの下の名前 苗字:密姫(みつき)は子供ですよね
突然2人の間に見るからに怪しげな男が現れた。
瞬間、その場にいる全員…2人以外が臨戦態勢を取る。
.
でしたら何かあるんですか?
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だから、だから…
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…子供なのはどっちだろうね、あなたの下の名前2(男)
男はあなたの下の名前2(男)の頭を撫でながらあなたの下の名前 苗字:密姫(みつき)の方へと目を向ける。
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あなたの下の名前 苗字:密姫(みつき)、大丈夫ですか?
.
…うん、ありがとう
.
桐璃さん

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